「家族が、知人が、そして自らが受診したいクリニック」の実現に向けて |
大腸内視鏡・炎症性腸疾患・ピロリを中心に、関連する逆流性食道炎(GERD)過敏性腸症候群(IBS)まで最新の機器を用いプライヴァシーに配慮した空間で、外来でなし得る全てを永年の経験を注ぎ提供いたします。身体的苦痛回避、時間的負担軽減、情報公開を念頭に、大きな組織では実現できなかったきめ細かな配慮を以て「家族が、知人が、そして自らが受診したいクリニック」の実現に向けて、スタッフ一同努力いたします。 【内視鏡】2007年5月14日開院後16年半が経過、内視鏡は年間胃1300-1400/大腸1600-1700件ペースからライフワークバランス、出産後スタッフ対応などで、少し診療時間短縮していますが、開院後総数 胃内視鏡 2万件 大腸内視鏡 2万5千件 計4万5千件となりました。 内視鏡検査では1秒たりとも苦痛があってはいけないことを肝に銘じ、きめ細かい鎮静で万全に対応しています。他施設で不成功であった方も多く来られますが、大腸内視鏡の盲腸到達率は99.97% (不成功は4000件に1件)平均到達時間は5分以内です。また大腸ポリープも15-20個までは1回の外来検査で切除完結できるよう対応しています。本院の腺腫同定率Adenoma Detection Rate は55%ですが、男性25%以上女性15%以上が大腸内視鏡診断能ありと評価される値ですので非常に高い精度です( Rex DK et al Am J Gastroenterol 2006)。外来切除困難な病変はクリニック休診日に複数の入院施設でESD切除を行っており710病変(胃373、大腸242、食道39、十二指腸10、小腸5)となりました。2013年12月に導入した小腸カプセル内視鏡はIBD特にクローン病の方には必須の検査ですが、IBD中心に170件となりました。 【IBD炎症性腸疾患】 IBDは潰瘍性大腸炎500名/クローン病100名を超えその治療も、血球除去療法/生物学的製剤(レミケード、ヒュミラ、ステラーラ 、エンタイビオ 、シンポニー、スキリージ)、JAK(ゼルヤンツ、リンヴォック、ジセレカ)、プログラフ、まで対応可能です。 なお、2024年4月から新設された 日本炎症性腸疾患学会 指導医に 青山が、指導施設に 本院が 認定されました。兵庫県では指導医25名、指導施設13・関連施設1が認定され下記リンクで公表されています https://www.jsibd.jp/guidance-facility/ すでに厚労省研究班には参画させていただいており、厚労省難病サイトから名簿が公表されています。 https://www.nanbyou.or.jp/wp-content/uploads/2023/08/R5_96_kenkyumeibo.pdf 【ピロリ、治験 他】 新薬の治験はIBD/IBS/GERD/除菌を中心に開院後50本となりその多くで全国トップレベルのエントリーです。ピロリ除菌は保険で対応できる2次を越える3次以降、PCアレルギーを含めて計3310回、逆流性食道炎では最新の内科治療だけでなく、内科治療抵抗例の外科治療選択肢も非常勤専門医とのネットワークを備えています。下痢、便秘、過敏性腸症候群(IBS)では最新の治療を提供し、成人は勿論、通学に支障を来している中高生まで最良の選択肢をご提案しています。皆様のご支援に心から深謝申し上げます。 2024年4月 青山伸郎 |