2000年11月に消化性潰瘍を対象に保険診療適用になったピロリ菌除菌治療。ランソプラゾール、アモキシシリン、クラリスロマイシンの組み合わせで除菌治療の突破口を開いた関連の方々の社会的貢献は大きいといえます。本リーフレットはその直後にピロリ菌除菌の社会的情宣のためシリーズで発行され、第3回掲載の機会をいただきました。近年、クラリスロマイシン薬剤耐性増加による一次除菌不成功例が問題になり2007年8月に二次除菌が保険診療適用になりましたが、多くの方々の努力にも関わらず除菌適応疾患は依然、消化性潰瘍例に限られています。今や50歳以下ではピロリ陰性者が主体を占めピロリ陰性時代を迎えていますが、それだけに、なお「少し荒れているだけで潰瘍や癌がない」は「正常」ではなく「ピロリ菌による慢性胃炎という病気」であり放置してはならないと考えます。
pdf fileは以下からお入りください(十分拡大してご覧頂けます) http://www.aoyama-clinic.com/file/up/Hp1.pdf
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