(7)CC Japan vol 43:LCAP療法実施施設紹介(2008年4月26日発行)
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎/クローン病)の総合情報誌であるCC Japan第43号にLCAP(白血球除去療法)施行施設としてクリニックが紹介されました。
http://www.mikumosha.co.jp/ccjapan/backnumber2008.html

pdf fileは以下からお入りください(十分拡大してご覧頂けます)
http://www.aoyama-clinic.com/file/up/LCAP.pdf


    

(6)健康プラス第5号:連載「知っておきたい胃腸のお話」第2回 便潜血検査で陰性なら大腸癌の心配はないのでしょうか? (2008年4月20日発行)
大腸癌が日本人女性の死亡率1位と最近報道され早期発見が益々重要になってきました。確かに便潜血検査を毎年行うと大腸癌死亡率を下げたという報告はありますが(Minnesota Study 1997)、大腸癌で死なないためにはリンパ節転移を伴わない段階、すなわち早期癌の中でも癌浸潤が浅い段階までの発見が必要です。ところが、便潜血検査は進行癌が存在していても15%(2回法)〜25%(1回法)が陰性となってしまうのです。ましてや前癌と考えられている大腸腺腫の発見には便潜血は殆ど無力といえます(腫瘍マーカーもほぼ同様の有効性です)。従って大腸癌による死亡を予防するには大腸内視鏡検査を受けていただき腫瘍を「内視鏡切除」することに尽きるといえます。「内視鏡切除」で済むのか「外科手術治療」となるのかの分かれ目は「腺腫(良性腫瘍)か癌(悪性腫瘍)か」ではなく「癌浸潤が粘膜下層1000ミクロンまで(追加条件あり)より浅いか深いか」ですので、大腸内視鏡で大腸腫瘍を見つけた際には、癌浸潤の評価ができない「組織の一部を採取する生検」では意味がなく、内視鏡検査の重複を避けるためにも「発見と同時に切除まで完結」することが求められます。さらに5mm以下の小さな腺腫は経過観察するという意見もありますが、クリニックでは大きさに関わらず腺腫の可能性がある病変は全て切除する(クリーンコロンを目指す)方針で臨んでおり、40歳以上では半数以上の方に腫瘍性病変が存在し、その99%はその場で切除できています。
http://hw001.gate01.com/left-eye/vol5%20mokuzi.html

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http://www.aoyama-clinic.com/file/up/kenkouplus5.pdf



    

(5)健康プラス第4号:連載「知っておきたい胃腸のお話」第1回 胃内視鏡検査の「正常」とは?(2007年10月20日発行)
健康情報誌「健康プラス」(健康プラス社)に第4号から「知っておきたい胃腸のお話」という連載を担当させていただくことになりました。第1回は、“胃内視鏡検査の「正常」とは?”と題して執筆させていただきました。「胃が少しただれているだけ」、ましてや「萎縮があるが癌や潰瘍はない」は、正常ではなくピロリ菌感染という病気でり放置してはいけません。3歳以下で胃液を媒介して感染し(主として、ピロリ感染している両親、祖父母、兄弟姉妹。友人などの胃液が口に入る)除菌治療しなければ感染は持続し萎縮を起こし胃癌につながってゆきますので、できるだけ早い段階での除菌治療が重要です。
http://hw001.gate01.com/left-eye/vol4%20mokuzi.html

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http://www.aoyama-clinic.com/file/up/kenkouplus4.pdf


    

(4)臨床消化器内科22巻12号 “炎症性腸疾患におけるAZA/6-MPの役割” 企画(2007年10月20日発行)
ステロイド依存性の炎症性腸疾患治療に有用なAZA:アザチオプリン(商品名 イムラン、アザニン)6−MP(商品名 ロイケリン)の中で、2006年6月イムランの使用が保険適用になりました。それを受けて、企画委員をさせていただいております日本メディカルセンターセンター社「臨床消化器内科」誌で特集を組ませていただき2007年11月号として発刊されました。

編集後記として下記を掲載させていただきました。
「2006年6月、ステロイド依存性クローン病の緩解導入および緩解維持、ステロイド依存性潰瘍性大腸炎の緩解維持に対するAZA使用の適応追加が認められた。また、AZA/6-MP使用量の指標となる赤血球内6-TGN濃度も保険未承認ではあるが一般に測定可能になった。呼応して、AZA/6-MP使用上の留意点を中心に企画させていただいた本号が、緩解維持療法においてステロイド減量中止をはかることはもちろん、緩解導入や他剤との併用など幅広くAZA/6-MPが活用されることに貢献できれば幸甚である。 炎症性腸疾患に対する内科的治療は、免疫調整剤・生物製剤を中心に選択肢が大きく拡がっている。Heterogeneousな集合体である炎症性腸疾患の治療では、個々における各製剤の有効性を副作用と対峙しながら見極めて適切に選択してゆくことが必要であり、経験の蓄積はいうまでもなく、臨床薬理学・免疫学から内視鏡・病理を中心とした形態学まで消化器内科医としての幅広い総合力が求められる。若年期から長期に関わり、患者様の人生の節目で難しい局面を乗り越えてゆくお手伝いをさせていただくことが多いその治療においては、臨床医として大きな責任を負うことを肝に銘じ、繊細かつ大胆にベストチョイスを提案できるよう精進したい。(青山伸郎)」




    

(3)Y's Journal(関西版第7号)新規開院紹介(2007年8月30日発行)
株式会社ユヤマ地域医療支援室のご高配により新規開業紹介蘭に掲載されました。

pdfは以下からご覧になれます。やや大きさが小さく読み辛い場合は、一度、保存いただくと大きさを自由に変更できる様になります。
http://www.aoyama-clinic.com/press/2007/ys0830.pdf

    

(2)健康プラス第3号:変わりつつある胃腸病(2007年7月20日発行)
健康プラス出版株式会社のご高配によりクリニック紹介を兼ねて執筆の機会をいただきました。ピロリ菌感染率の低下、食生活の欧米化により罹る胃腸の病気の種類が変化しています。生来ピロリ菌に感染していない方には胃癌、胃十二指腸潰瘍は稀で、食生活の欧米化により逆流性食道炎、大腸癌増加しています。また、検査では正常でも症状がとれない「機能異常」も認識されつつあり治療薬も増えてきました。

pdfは以下からお入りください。
http://www.aoyama-clinic.com/press/2007/kenkoplus0720.pdf

    

(1)週刊がん2007年68号:連載8回ヘリコバクター・ピロリ菌の早期発見と除菌による胃がん予防の可能性(2007年7月20日更新)
『週刊がん もっといい日』編集部:株式会社日本医療情報出版)
連載『ヘリコバクター・ピロリ菌の早期発見と除菌による胃がん予防の可能性』の第8回としてオンライン掲載されています。標題は「ピロリ菌感染の有無を起点にした診断治療の時代」で内容のポイントは、これからの胃がんを含めた上部消化管疾患の診断治療には、ピロリ菌感染の有無を起点として「陽性者」「除菌者」「陰性者」の三つの視点からみた対応が重要、すなわち、どのグループにご自分がいるかをまず知ることにより罹りやすい病気のリスクが異なることを知ってください。
オンライン掲載は下記にアクセスしてください
http://www.gekkan-gan.co.jp/index07.07.20.htm#1

    



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