Report164: 2010.10.16 JDDW日本消化器関連学会週間2010横浜, TIスイムサロン船堀, フジキッチン(10.16)/ みやす(10.14)




2010年10月15日(金)夜間診察終了後横浜へ向かいJDDW日本消化器関連学会週間に参加させていただきました。ホテルチェックインは23時過ぎましたが、今回は招待者リストに入れて頂き学会場隣接のホテル泊でしたので翌日16日(土)早朝からでも余裕をもって参加出来ました。学会には、ランチョンセミナーやサテライトシンポジウムなどスポンサーサポートの発表がありますが、初めて機会をいただきましたのが助手(今の助教)になって数年の1995年、この横浜での学会でした。その後、学会参加や工藤進英教授の横浜市北部病院へ何度も訪れてきましたが、今回は開業後初めてでした。“新横浜”は長い階段を降りて平屋の飲食店を抜けて地下鉄へいっていたのが全体がビルテナントになり、“みなとみらい”は、桜木町から徒歩、桜木町から動く歩道、そして今回は、地下鉄みなとみらい線と“新横浜”や“みなとみらい”エリアは大きく変貌していました。朝食で近畿大学外科 竹山 先生と御一緒させて頂きましたが、同時に大分大学 村上 先生、慶応大学 岩男 先生ともお話しする事ができました。学会では、大腸ESDのセッションに参加、続いて、大腸内視鏡ポスターセッションでは座長をさせていただきましたが、途中、広島大学 田中先生、久留米大学 鶴田先生ともお話でき、座長セッションでお会いした坂下内科消化器科 坂下正典 先生とランチを御一緒させていただきました。
http://www.interconti.co.jp/yokohama/
午後は、以前から一度参加したいと思っていたTotal immersion TIスイムサロン船堀 でスイムクリニックにおうかがいしました。循環型屋内エンドレスプールで4方向から録画、ひと泳ぎごとに画像を確認、修正も客観的に評価可能です。今までも田中コーチには水上、水中から録画をしていただいてきましたが、4方向からリアルタイムに大型モニターで確認できるという、さらに徹底した内容で非常に有用、あらためて録画する重要性を認識しました。
http://jpn.coresv.com/tiswim.jp/
http://tisalon.jp/index.html
スイムクリニックの予定が30分繰り上がりましたので、以前から一度行きたいと思っていた 浅草 フジキッチンのビーフシチューを賞味しました。関西ではあまりない、脂成分が多い目でとろとろになるシチューでナイフ要らずでした。浅草は過去、天ぷら1回程度であまり行った事がなかったのですが、グリル佐久間、ヨシカミなど老舗の洋食店も多い様で、是非、次回、訪れてみたいです。浅草からは銀座線で上野、東京から東海道線で横浜へ戻りましたが、上野は、35歳の時につくば理化学研究所へ1年間2週間毎往復した際に、往路は23時頃上野発って常磐線で1時間 荒川沖駅下車し留めていた車に乗って研究室に夜中の1時頃着、帰路は常磐線終点の上野から10分で東京駅へ移動し最終新幹線とび乗りを繰り返して以来でした。
http://asakusa-ryoin.jp/fujikitchen/
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003668/
グリル佐久良
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003755/
http://www.youtube.com/watch?v=9LB1CpyzGmU
http://www.ntv.co.jp/burari/050409/info02.html
ヨシカミ
http://www.yoshikami.co.jp/
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003654/

Report163: 2010.10.11 第5回実戦内視鏡研究会講演(10.09)/ Total immersionスイミング, BMCボクササイズ, クロ・ド・ミヤン(10.10)




2010年10月9日(土)は大阪茶屋町アプローズタワーで杉本憲治クリニック 杉本憲治 先生主宰の第5回実戦内視鏡研究会で講演の機会をいただきました。講演の主題としては、現在ピロリ、内視鏡、IBDの3主題がありますが、その中からIBDのご指定をいただきました。クリニックでは、ここ数年、ペンタサ、アサコールに続く新たな5ASA製剤導入の臨床試験に関与させていただいていること、また5ASAで制御出来ない例にはステロイドを軸に免疫調整剤(AZA/6MP)、血球除去療法、タクロリムス、レミケード、ATMなどいくつかの選択肢がありますがクリニックでは全てを施行することが可能な体制でありステロイドを使用しても長期持続している例はゼロであることを踏まえ「潰瘍性大腸炎におけるステロイド回避離脱のストラテジー:新しい5ASA製剤の展開、生物学的製剤の位置付けを含めて」との演題で、潰瘍性大腸炎250名となった最新のデータを整理し直してお話させていただきました。約1時間強の講演の後、総合討論がありましたが、実際、現場の第一線で内視鏡を中心とした消化器診療に携わっておられるエキスパートの先生方の集まりの会でしたので、私自身も大変勉強させていただきました。
杉本憲治クリニック
http://www.sugimoto-kenji-clinic.com/
丸岡正典消化器内科
http://maruoka-clinic.net/
伊藤クリニック
http://www.ito-clinic.info/
藤田胃腸科病院
http://www.fujita.or.jp/index.html
辻賢太郎クリニック
http://tsujikentaro-clinic.ecoweb.jp/
会終了後は、アプローズタワー内のホテル阪急インターナショナル「ちゃやまち」で懇談させていただきました。
http://www.hankyu-hotel.com/hotel/hhinternational/restaurant/57/index.html
2010年10月10日(日)は、13時からトータルイマ−ジョン スイミングのレッスン(箕面スパガーデン)、15時からBMCボクササイズ(武庫之荘)と連続の後、17時30分から北新地 クロ・ド・ミヨンで、神戸市中央区医師会 藤井副会長のお誘いで、会食に参加させていただきました。
http://jpn.coresv.com/tiswim.jp/
http://bmc2007.com/
クロ・ド・ミヨンの宮永シェフ、ブノアの大東シェフのコラボメニューにポンテベッキオの上田ソムリエがシャンパン、ワインを合わすという通常ではあり得ない趣向を藤井先生の奥様のてきぱきとした仕切りで、お仲間10名の中にいれていただき堪能させていただきました。9日の講演準備で睡眠不足に加え、10日はスイミング、ボクササイズと続いた後でしたので、さすがに疲れ気味で11日は終日爆睡でした。
●ポンテベッキオ
http://www.ponte-vecchio.co.jp/

〒541-0041
大阪市中央区北浜1-8-16 phone 06-6229-7770 
● クロ・ド・ミャン
北新地本店 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-6-28 北新地ビル1F phone 06-6456-0250
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27000173/
http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0002092588/M0027010399/
銀座
http://www.zooom.jp/zooom/detail.do?id=90000161
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13005005/
ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/closmiam
● ル・コントワール・ド・ブノワ
http://www.comptoirbenoit-osaka.com/
大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼブリーゼ33F phone 06-6345-4388
(以下 ホームページより転載)
大阪のビジネスと文化の中心西梅田の「ブリーゼブリーゼ」最上階で、「ル・コントワール・ド・ブノワ」はボリューム感のあるビストロ料理をご提供いたします。手ごろな価格、あたたかくてコンテンポラリーなデザインの内装…アラン・デュカスは、大阪の人々が好きなものをここに集めたいと考えました。そこでは質の高いフランス料理と、堅苦しくない、まるでフランスにいるかのような美食体験をお楽しみいただけるでしょう。
1912年、パリにオープンした『ブノワ』。そのフランス伝統料理やマリーおばあちゃんのレシピはすぐに評判となり、オープンと同時に一躍人気店となりました。それからほぼ100年が経つ現在も、『ブノワ』はかつてと同じ場所で、暖かく心地よいレストランとして、パリのお客様に愛されています。2005年に『グループ・アラン・デュカス』が営業権を受け継いでからは、伝統ある店に新風が吹き込まれただけでなく、国を超えた新たな光が差し込まれたのです。
常連客でアーティストのルサージュ氏がある晩この店に残した言葉 ≪ Chez toi Benoit, on boit, on festoie en rois ≫(大いに飲んでご馳走がたらふく食べられる愛すべき店)は、いつまでも変わらない『ブノワ』のエスプリを伝えています。
大東和彦/エグゼクティブ・シェフ
福岡生まれ。33歳。22歳にしてシェフを志し上京。2000年に渡仏し、2002年よりパリの「タイユバン」にコミとして入る。2003年から1年間、「ホテル・プラザ・アテネ」にて部門シェフを務め、進化する最先端のフランス料理を経験し、アラン・デュカスのエスプリを学ぶ。帰国後、2005年より東京の「ブノワ」オープン時から副総料理長を務め、確かな調理技術と厨房におけるコミュニケーション力で総料理長マッシモ・パスカレッリを支えた。

Report162: 2010.10.07 大腸ESD3病変/ 佐野病院 小高先生 産經新聞全国面掲載




第1,3,5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院が必要な内視鏡治療の機会をいただいています。本日は西宮Hの症例でS状結腸LST-NG病変ESD切除でした。サイズは大きくないので、一度EMR切除をトライされ局注されたところ紹介元での生検瘢痕が強く断念された経緯でしたので、ESD切除で臨みましたが予想通り強い瘢痕でした。
午後は佐野病院でクリニック症例2例の大腸ESD切除でした。1例目は4cmと大きな病変ですがLSTG病変であり可能な限りの剥離+スネア切除としましたがスネア時に筋層穿孔を伴いましたがクリップ縫合で終了できました。2例目はLSTNG病変で瘢痕を伴いましたが剥離完遂できました。
現在、大腸ESDは保険収載に向けて全国で選抜された登録施設により高度先進医療として対応中ですが、佐野病院は佐野院長主導により登録施設として、多くの症例が集まって来ておられます。新たな内科系、外科系医師も新たに国立がんセンターから参画されていますが、外科の中心である小高雅人先生が、9月29日(水)付産經新聞全国面で掲載されました。腹腔鏡手術、化学療法による集学治療は勿論ですが、特に肛門ぎりぎり直腸がんの肛門温存については、全国レベルで患者さまの来院が増えたとのことでした。

Report161: 2010.10.03 胃ESD1病変(09.30)/産休Ns, みやす(09.21)/中央区医師会歓迎会(10.02)/ボクササイズ,指揮(10.03)




第1,3,5木曜日は西宮市立中央病院で入院が必要な内視鏡治療の機会をいただいています。9月30日(木)は西宮Hの3症例でした。第1例目は体下部大彎IIc胃癌ESDでしたが、順方向で処理可能な部位で、消化器内科部長 小川弘之 先生主導、サポートさせていただき順調に完遂でした。第2例目は直腸カルチノイドでしたがEHLデバイスを用いたEMRの導入をさせていただきました。本例の様に小さくても管腔内への隆起が少ない場合には有用で、クリニックでは2008年5月に外来で施行しています。
http://www.aoyama-clinic.com/topics/img/26-3.jpg
もっとも、EHLデバイスに収納できないサイズ例では入院によるESD切除を施行しました。
http://www.aoyama-clinic.com/topics2/img/43-1.jpg
クリニックの大腸SMTは、脂肪腫は数例外来切除していますが、大阪で5年に亘っての診断困難例を大腸EUSで存在診断を確認後、入院ESDで対処した例があります。
http://www.aoyama-clinic.com/topics2/img/38-2.jpg
2010年9月30日(木)午後は23日(木)が祝日であったため三木服部病院へおうかがいし大腸内視鏡検査でした。10月2日(土)夜は神戸市中央区医師会新入会員歓迎会が元町エノテカイゾラベッラで開催されました。
http://www.isolabella.co.jp/enoteca/index.html
2010年10月3日(日)は15-16時にBMCジムでボクササイズでした。2009年8月から水泳を1年間週2回ペースで続け、クロール、平泳、背泳、そして最後のバタフライに取り組んでいますが、ここから後、よりブラッシュアップするためには、基礎体力の増強が必要であることを痛感していました。どこかフィットネスに入りランニングや筋トレでもいいのですが、目的なく筋トレだけするのはどうも性に合わず、以前から一度取り組んでみたいと思っていた格闘技を色々調べたところ、丁度日曜日午後に「シニアボクシング」がオープンしているジムを武庫之荘にみつけました。クリニック,元町,阪急西宮,JR西宮近くのジムも見学など色々情報入手しましたが、最終的には日曜日でないとなかなか時間的、体力的に厳しいこと、日曜日となると自宅近くとなりますが、阪急武庫之荘から北西1km弱のところですので自宅からは武庫川を南下すれば20分ほどで徳着可能です。先週9月26日(日)に体験で参加してきましたが、1時間のメニューで体力的にはぎりぎりでしたが、素人対象にきめ細かい配慮のもとゆったりと無理なくすすめるスタイルでなんとか続けられそうでしたので、早速入会、本日が実質的には2回目でした。先週は木曜日くらいまで足が痛くて歩きにくいなど影響が残ったり、今回も縄跳び2分200回が完遂できないなど四苦八苦でしたが、自宅でも復習をできるだけおこなっていくことで基礎体力アップを目指したいと考えています。ほどほど修得できれば、キックボクシング、空手、総合格闘技、さらに護身など拡げる事が可能です。
http://bmc2007.com/
ボクササイズが16時に終了し、そのままクリニックへ移動し18-20時は神戸大学医学部クラシック音楽愛好会年末演奏会全体演奏の練習初日でした。1年ぶりの指揮でしたが、チャイコフスキーの情熱的な調べに感動でした。



Report160: 2010. 9.16 食道ESD1病変/カ・セント(09.16)/Total immersionスイミングレッスン(09.12)




第1,3,5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院が必要な内視鏡治療の機会をいただいています。本日は西宮Hの症例で、以前8月5日に1cm大ヨード不染で治療予定でしたが、拝見しますと食道全体の高度まだら不染最大3cm大を伴っており再度治療方針に関してICをしていただき最終的に主病変をESD切除予定となった経緯でした。予想した通り蠕動亢進、高度癒着例で、腹臥位とすることで病変を6時方向に捉える事ができましたが食道壁が襞状に蛇行する形となり、より繊細な作業が必要でしたが完遂できました。

午後は、佐野病院でクリニック大腸症例のESD(EMR)予定でしたが患者さまのご都合で変更になり、先週クリニックで、大腸ESD切除適応症例が3例続いてありましたが日程的に9月16日には組み込めず久しぶりにフリーとなりました(10月7日2例、10月21日1例予定)。まずはソフマップでクリニックのパソコンを購入、その後、兵庫駅前のルネサンスで体験スイミング(¥500)でした。近隣のフィットネスジムは体験で、またホテルのプールもほとんどおうかがいしており、そろそろ固定で入会を決める予定ですが、並行して、スイミングだけでは(その分食べる/スイミングは省エネが目標/年齢的に代謝が落ちている)なかなか体を絞りきれず、かといってジムの筋トレは性に合わず、あくまで筋トレは手段で位置づけられ、シェイプアップ、護身を兼ねて、以前から興味を持っていた格闘技の手習いできる場所を探しており、手始めに神戸駅前のジムを見学でした。

夜は19時から おう内科クリニック 王 東明 先生の御高配により ミシュラン神戸掲載予定 スペイン料理Ca Sento へおうかがいしました。7月8日(木)に同じメンバーでCa Sentoに御一緒させていただく予定でしたが、珍しく急性胃腸炎CRP7を越え1週間殆ど食事がまともにできない状況で不参加でした。約2ヶ月の間でしたが、ご多忙のところ同じメンバーで御高配いただきました。
http://casento.jp/
最後に福山シェフと御一緒に写真を撮らせて頂きましたが、ホームページに掲載しておられる シェフの言葉を以下に転載させていただきます。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ヨーロッパ修行の8年間の最後を過ごし、僕に、料理とそれ以上に大切な多くのことを教えてくれたヴァレンシアの名店“Ca’Sento”に最大の敬意をもって、故郷、神戸での新たな一歩“カ・セント”を始めました。
遠く離れた僕を励まし応援してくれる父、Sentoさんや家族、情熱や愛情とともに素晴らしい食材を託してくれる農家や業者のみなさん、カ・セントでの食事を楽しみにしてくださるお客様、そして、天国からいつも見守ってくれている最愛の母、多くの人たちの想いを感じながら、ここで料理を作ります。
神戸のにぎわう街からは離れた少し不便な場所にありますが「美味しかった・・また必ず来ますね」そう残して帰られるお客様の言葉を喜びとして今よりも、いつよりも、もっともっと努力をしていきます。お客様に期待をしていただける店でありたいと思います。神戸の地元のお客様、遠くにお住まいのお客様 発展途上にある僕たちですが、どうかよろしくお願いします。スタッフ共々、ご来店を楽しみにお待ちしています。
シェフ 福本伸也

Report159: 2010. 9.11 広島(09.11)/伊藤グリル(09.09)/年内演奏予定




第2,4木曜日午前は元町駅前にある京都工場保健会神戸健診センターで経鼻内視鏡の機会をいただいており、クリニックではできるだけ鎮静+経口をお勧めしていますが、毎回9-10名の経鼻内視鏡検査を担当させて頂いております。内視鏡的にピロリ菌陽性が示唆される場合は(微妙な場合は抗体検査をオプション追加で確認の上)除菌の重要性をご説明し、潰瘍がなくても自由診療でクリニックで対応させていただいています。また第2,4木曜日午後は三木 服部病院で約20年来に亘り内視鏡検査をさせていただいていますが、午前、午後の移動時間の間でランチをとっても通常は時間に余裕があり少しクリニックに立ち寄り事務作業を行っていますが、2010年9月9日(木)は午前がキャンセルがあり8名で11時20分頃に終わりましたので伊藤グリルでビーフシチューを賞味しました。かなり前に一度おうかがいしたことがあったのですが、久しぶりにホームページを拝見したところ、神戸ビーフを用いた赤身、脂身のバランスがよいとの「極み」を是非賞味したいと機会をうかがっていました。通常のビーフシチュー、神戸ビーフ使用の「極み」ともに通販でも入手できるようですので是非また賞味したいと思っていますが、幼児体験で記憶に刻まれている、もう少し脂身の割合の多い濃厚な、とける(とろける)ナイフ要らずのビーフシチューというものではなく、正当派のものでした。色々探してみると、浅草のフジキッチンのビーフシチューはそれに近い可能性が。次回東京へ行った際には是非立ち寄りたいと思っています。
http://www.itogrill.com/
http://www.kobe-mosaic.co.jp/floorguide/dining/world_dinning/1f-03.html
http://asakusa-ryoin.jp/fujikitchen/
http://gourmet.livedoor.com/restaurant/8306/evaluation/detail/190616/130230/
http://blog.livedoor.jp/cho_kandakko/archives/50584510.html
2010年9月11日(土)は急遽 日帰りで広島へ向かいました。広島ご出身の方におうかがいすると日本料理の一押しは牛田の「喜多丘」、また自分でチェックすると「グリルみやす広島」という炭焼きステーキも。両者とも夜のみ営業で次回以降におうかがいしてみたいと思っています。
http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0005598927/
http://r.tabelog.com/hiroshima/A3401/A340104/34000088/
年齢的に限界が来る前に演奏活動を拡げる予定で昨年オーデイション通過したニューオペラシアター神戸 蝶々夫人 ピンカートンが、詰めて練習すると喉が不調となり断念した経緯、そして何よりも皆様のご支援でクリニックは益々盛業、責任の重たさも益々増大しており、演奏活動は最小限となった本年でしたが、年末に2つ出演予定です。多数ご参集ください。
http://www.l-s.jp/


Report158: 2010. 9.03 胃ESD1病変, 金プラ(09.02)/レミケード新規例増加(08.27)/レミケード潰瘍性大腸炎講演会(09.03)




第1,3,5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院を前提とする内視鏡治療の機会をいただいています。9月2日は西宮Hの症例で上行結腸LST-G病変でした。襞を2本またぎESD対応で臨みましたが局注条件がよくEMRで一括切除可能でした。
非常に早く終了しましたので、徒歩で阪急門戸厄神へ向かいそのまま西代の県立プールでひと泳ぎ、新開地へ戻り久しぶりに金プラ本店へ行きカレーライスをいただき佐野病院へ向かいました。14時前に佐野病院へ到着。クリニックで診断させていただいた噴門部胃癌のESD切除でした。食道裂孔ヘルニア内に存在するため操作スペースが狭く十分に病変を展開維持も困難な部位でした。病変口側は食道ぎりぎりですが、十分マージンを確保するため、食道粘膜上にマーキング+切開剥離から始め病変を胃側へ移動、その後は反転操作で処理してゆきました。同部位は2008年 南大阪病院で経験していますが、非常に血管が豊富な部位であり、細かく事前止血処理をしながら施行しましたが、今回はVAIO使用でしたので止血しながら剥離可能でした。

クリニックで新規レミケード導入に加えて、兵庫医科大学 他の医療機関で導入後、クリニックで外来維持目的のクローン病症例に加え、潰瘍性大腸炎に対するレミケード治療が保険適応になり、クリニックでのレミケード症例が増加しています。2010年8月27日(金)兵庫医科大学で導入、その後の維持療法をクリニックで施行予定のクローン病患者様がアレルギー反応の既往があり、施行に合わせて兵庫医科大学下部消化管科 横山陽子 先生にお越しいただきご指導いただきました。このままのスペースで連日大腸内視鏡検査を7-10件してゆくスケジュールですと回復室に余裕が出てくる16時頃からの対応に限られますので、今後、増加してゆく、レミケード+血球除去療法のIBD治療セクションをどのように組み込んでゆくかをクリニック内で検討中です。

2010年9月3日(金)はヒルトン大阪で、レミケード潰瘍性大腸炎効能追加記念講演会が19時から開催され、予約が混み合っております状況で申し訳ありませんが、クリニック夜間診察を18時までの予約とさせていただき参加させていただきました。特別講演の東邦大学医療センター佐倉病院 鈴木康夫 先生とは久しぶりにお会いでき歓談させていただきました。また座長のインフュージョンクリニック 伊藤裕章 先生とは、インフュージョン、除去療法などを中心としたIBD治療セクションの展開に関して、色々お話をおうかがいすることができました。ステロイド依存性、抵抗性例での、AZA/6MP、除去療法、タクロリムス、そしてレミケードと複数の選択肢をどのように展開してゆくか率直な討論がなされ有意義な会で盛会でした。クリニックの市場、岡田看護師が同行、またなつかしい方々とも久しぶりにお会い出来ました。

Report157: 2010. 8.22 胃ESD1病変, IBD講演, てじ八菜(08.19)/Total immersionスイミングレッスン(08.22)




第1,3,5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院が必要な内視鏡治療の機会をいただいています。8月19日は西宮Hの症例でした。以前胃癌ESD切除をさせていただいた切除後瘢痕近傍の異時癌で主治医の堀野先生主導、サポートさせていただき完遂でした。午後は、佐野病院でクリニック診断大腸腫瘍切除でした。ESD切除予定でしたが局注で条件よく膨隆、そのままEMR切除できました。
予定より早く終了しましたので、西代の県立プールに立寄った後、18時30分からIBD講演の機会をさせていただきました。クリニック260名の潰瘍性大腸炎の治療経験に基づき、5ASAの新しい展開、5ASAを越える治療としてステロイド、免疫調整薬(AZA/6MP)、血球除去療法、タクロリムス、ATMに加えて今回レミケードが保険適応になり、それらの位置づけについてお話をさせていただきました。終了後は、北野坂のサムギョプサル専門店「てじ八菜」へおうかがいしました。
http://www.teji831.jp/
http://jpn.coresv.com/tiswim.jp/

Report156: 2010. 8.14 胃ESD1病変, 自分のGIF&CF内視鏡(08.13)/オークラ神戸スイミング(08.14)




2010年8月13日(金)〜17日(火)はクリニックお盆休みですが、ESD切除症例が増えており、8月13日(金)午後は臨時で佐野病院でクリニック症例の内視鏡治療をさせていただきました。
第1例目は直腸Rb Is腫瘍 大きさは25mm大ですが、表面凹凸、不規則pitもありsmの可能性があり一括切除が重要な病変です。また軟らかいのですが、可動性は悪く、局注でリフトしない可能性場合はESD切除対応の場合もあり、クリニックでの外来切除は控え入院治療としました。8月初旬のクリニック検査時とは大きな変化なく、局注で十分リフトしましたのでEMR切除で遺残なく切除出来ましたが、太径血管出血があり、ソフト凝固止血、クリップ縫合が必要でした。
第2例目は1年前に除菌、高度萎縮+化生で胃癌リスクの高い例で、除菌後1年目のチェック時に前庭部小彎後壁IIc病変を同定できました。8月初旬のクリニック診断時には未分化を予想していましたが生検でtub2でESD切除としました。クリニック診断時には病変を正面視で容易に捉える事ができましたが、今回はより太径スコープ使用のため正面視困難、その都度スコープを立て直しながらのアプローチでしたがVAIO使用のもと順調に切除完遂でした。

13日(金)は午前中がフリー(下剤服用可能)である数少ない機会でしたので、2例の内視鏡治療の後、私自身の内視鏡検査(CF.GIF同時=佐野病院はCF/GIFの順)をしていただきました。午前7時からマグコロールPを自宅で服用しましたが、初回/2回目の大腸内視鏡検査時に服用したニフレックとは異なり、全く苦痛無く(空腹でしたのでむしろ美味しく:笑)服用できました。10時30分以降は便意を感じる事なく自宅から佐野病院への移動、内視鏡治療施行時にも支障はありませんでした。
大腸CF、胃GIF共に3回目でしたが、大腸CFを初めて受けた43歳時は、痛みを体験すべく、わざと3回内視鏡を挿入し直してもらい、大腸内視鏡の痛みの辛さや鎮静(スタドール+ドルミカム)も体験しました。初回時に5mmの腺腫を経過観察していたこともあり、今回は腺腫はサイズに関係なく全て切除、過形成も5mmを越えるものは切除、と事前に佐野院長にお願いしており、腺腫を3カ所切除していただきました。胃GIFはピロリ陽性でしたが20年前に除菌し、その後何度か、最終は本年5月にクリニックでUBT(尿素呼気試験)陰性、ピロリ抗体陰性、PGI/II正常化と、ピロリ陰性維持を確認していました。それを裏付ける様に前回内視鏡検査時には改善しているとはいえ萎縮残存/びらん散在してましたが、今回は胃角もRACを確認出来、ほぼ生来ピロリ陰性レベルまで回復したといえる所見で若い時期の除菌の有用性に自分でも驚くほどでした。過去の胃GIFの際、咽頭反射が強く、ドルミカムだけでは辛いので、今回は、クリニックで強い目の麻酔として使用しているオピスタン+ドルミカムでお願いしました。スタドール+ドルミカムよりは低頻度とはいえ、オピスタンは2-3%に嘔気や頭痛があることがクリニックの経験でもわかっていますが、私自身は全くなく、鎮静効果は直ぐに出て、大腸CF検査終了時に少し覚醒した以外は全く記憶無く終了し、クリニック同様炭酸ガス送気でしたので腹部膨満もまったくなく、終了後の感覚は検査を受けていないに等しいものでした。検査後当日は思考力低下していましたが、クリニックで行っている鎮静方法で苦痛なく内視鏡検査が出来ることを自分で実践体験できました。
翌14日(土)は午前10時から12時まで2時間、ホテルオークラ神戸のフィットネスでスイミングでした。神戸市内のホテルのプールの中では最大規模で、お盆ですいており、快適に、セルフチェックできました。13時にチェックアウト、シャトルバスの丁度最後の一人で一番前の補助席で三宮へ、阪急で自宅へ戻りました。夜は、日曜日午前から土曜日夜に変更している芦屋海浜公園プールでスイミングのプライベートレッスンでした。回数も月2回原則に減らしていますが、今回は3週間ぶりでした。自習したクロール/背泳をチェック、また前回から始めたバタフライの2回目でした。平泳はなかなか進展がなく苦心していますが、長軸系のクロール/背泳修得が相乗効果があったように、短軸系のバタフライを始める事で同じ短軸系の平泳もブレイクスルーがあることを願っています。原調編曲のTurandot譜面が到着、早速、チェックを開始しています。

Report155: 2010. 8.06 大腸ESD1病変, コナミ三宮(08.05)/広島(07.31-08.01)/クリニック暑気払い「みやす」(08.06)




第1,3,5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院を前提とする内視鏡治療の機会をいただいています。8月5日(木)午前は西宮Hの食道ESD予定症例でした。事前情報では右側1cm大高度異型であったのですが、実際拝見すると、食道全体のまだら不染を背景に、主病変は前壁左側3cm大、他にも1cm大不染が散在していました。まだら不染を背景とした表在型食道癌の扱いは色々な観点から総合力が必要な領域ですが、内視鏡治療回数が多数回,頻回となることが予測される高度まだら不染の場合は外科手術、放射線治療との選択の判断になります。しかし放射線治療の病変制御可能期間は平均5年で、高齢者は放射性肺炎など晩期障害によるQOL低下もあるので、生命予後5年以上が期待できれば放射線治療はできるだけ避けて(1)有意な病変の内視鏡局所切除を繰り返す(2)まだら不染の程度から内視鏡切除を頻回に繰り返す必要があれば外科切除、しかし、高度まだら不染は、炎症や繊維化が強く、かつ、飲酒例が多く、鎮静制御が難しい悪条件もあり、内視鏡切除リスクも高い場合が多く、慎重な対処が必要と判断させていただき、今回は診断のみとし、再度十分なICを前提に対処させていただくこととしました。
西宮が診断のみで終了したため、まだおうかがいしたことがなかったコナミ三宮に、施設体験を利用して立ち寄りました。国際会館南の通りを東へ向かったところにあり阪急からは若干距離があります。規模はほぼ、コナミ神戸(ハーバーランド)と同じでプールも25m5レーンでした。ただプライベートレッスンは色々工夫していて、Total immersionのレッスンで重要視している、泳ぎの録画を含めたレッスンが案内されていました。自分の泳ぎをみることは非常に重要で、想像との乖離に驚く事もしばしばです。Total immersionレッスンで1-2ヶ月に1回ご指導をいただいている田中さんから、WEB GOETHE (ゲーテ)に掲載された、古田敦也 氏がトライアスロン挑戦に際して、苦手な水泳の克服にTotal immersion 船堀にてレッスンを受けられた様子を紹介いただきました。ここでも画像で自分の泳ぎを確認することが重要であることが強調されています(船越ではエンドレスプールで4方向からのビデオ撮影があります)。私も時間を作って一度船越に参加したいと考えています。
「古田敦也 トライアスロンへの道」 フォームを変えれば泳ぎは劇的に楽になる
http://goethe.nikkei.co.jp/human/100325/14.html
http://tisalon.jp/index.html
コナミ三宮では、Total Immersionのドリルをもとに、約1時間、クロールでは、手を入水してから前へ送る動きとローリングの一体化、キックをできるだけ小さく、息継ぎも最小限で左右交互で、などを、また背泳はローリングを可能な限り深くし手のかき始めを深くする、などをポイントに自主練習しました。
佐野病院へ13時45分頃到着、クリニック診断2例でした。1例目は外来切除かどうか判断に迷ったRsJ Isp大腸腫瘍でしたが今回は条件がよくEMR切除で10分ほどで終了。2例目はS状結腸50mm大LST-G病変ESD切除でした。うすい大腸壁でしたが、反転操作を駆使しながら約1時間で切除完遂で来ました。
8月6日(金)は夜間外来診察は休診とさせていただき、お盆休みの前の「暑気払い」でクリニックスタッフと一押しステーキ「みやす」へおうかがいしました。女性が多く、フィレ100g+ロース100gと少ない目、サラダ、ガーリックトースト、カレーはいつもと同じでした。いつも安定しているのですが、今回は暑さのせいか、珍しくいつもの濃厚さが弱く残念でしたが、酷暑の中、体力増強になりました。

前職在職中は、正木さんという個人タクシーの方に長年お世話になりましたが、2007年4月開業1ヶ月前に急逝されました。その後、開業直後でもあったことから学会活動も控え、最小限の講演をお受けしていた状況で固定の方もなく経過していましたが、何度か、乗り合わせた個人タクシーの方の中で、数回お願いして、という方は何名おられましたが、結果的に、前田さんとはもうすぐ3年になります。相性もあり、なかなか続かない場合がある中、色々ご無理を申し上げていますが色々な局面の中でご尽力いただいています。



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