Report180: 2011.02.11 消化器病学会近畿地方会/第1回神戸甲陽学院MD会(02.05)/Total Immersionバタフライ(02.06)




2011年2月5日(土)は(月1回原則の)休診土曜日とさせていただき、消化器病学会近畿地方会評議員会に出席させていただきました。土曜日のタイミングがなかなかあわず、開院後はじめての出席となりましたが、前職で御一緒させていただいた、(現)近畿大学奈良 田村孝雄 先生、明石医療センター 中島卓利 先生と歓談させていただきました。その後、神戸に戻り、夜は甲陽学院高校同窓で神戸地区のMD会でした。個別会合は色々お声をかけていただいた機会がありましたが、神戸地区全体がまとまった会は久しぶりでした。名簿には93名がリストされており、平素お世話になっていた方々の中にも高校同窓である方がおられたり、再認識させていただくことができました。

Report179: 2011.02.04 胃ESD1病変, 大腸ESD2病変(02.03)/クリニック歓送迎会「青葉」鰻(02.04)




第1.3.5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院を要する内視鏡治療の機会をいただいています。2月3日は西宮Hの症例で胃体中部小彎のIIa胃癌でした。幸い出血はなく、主治医 堀野次郎 先生主導で順調に完遂でした。徒歩で門戸厄神へ移動、久しぶりに阪急電車で高速神戸、クリニックで事務作業を経て佐野病院へ向かいました。佐野病院ではクリニックで診断させていただいた多発大腸腫瘍の患者さまの内視鏡治療でした。長年便潜血陽性でしたが、1月に初めてクリニックで大腸内視鏡をお受けになられ複数の大腸腺腫を切除しましたが同時にサイズから入院切除が必要なEMR/ESD適応病変が多発しておられました。部位が局在していれば、外科手術適応の選択肢もある状況でしたが、左右大腸にまたがっており、しかもいずれも内視鏡切除で完遂できると判断できる病変であり、大きなサイズ2個を含むEMR5箇所、LST-NG病変のESD切除2箇所となりました。

2011 年2月4日(金)はクリニックでの歓送迎会でした。産休に入る看護スタッフ、新規参入の事務スタッフを中心に、午後の大腸内視鏡件数を減らして、昼食を兼ねて約1時間懇親となりました。クリニックで「青葉」の鰻をいただくのは2008年8月19日以来です。
http://www.aoyama-clinic.com/topics/img/41-2.jpg
元町本店は創業80年ですが、背開、蒸しが入る関東風です。以前クリニック斜め向かいに神戸店がありましたが閉店となり、現在、神戸エリアは三宮店と2店ですが、東京 新富町に支店ができています。
以下、近況報告41の記事を転載
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鰻の青葉 の様子は、下記に元町本店の様子がくわしくアップされています。
http://www.kobekko-gohan.jp/2006/12/post-92.html#more
元町店、三宮店ともに独自のホームページがないのでメニューリストを入手するのが難しく、ご参考まで(2008年8月現在)
【元町店】
うなぎ丼2700円/3000円、うなぎとご飯3300円/4000円、きもやき1000円、うまき2000円、うざく1000円
【三宮店】
小どんぶり1500円、中どんぶり2700円、上どんぶり3000円、かばやき3300円、上かばやき4000円、しらやき3000円、ひつまぶし2500円、ひょうたん弁当3500円、おまかせ料理6000円より、きもやき1000円、うまき2000円

Report178: 2011.01.27 メゾン・ド・ジル芦屋:講演打合せ(01.25)/松屋:豆腐キムチチゲ, IBD講演, ステーキ大友(01.27)




芦屋の先生方の研究会で講演の機会をいただきながら、打ち合わせさせていただくタイミングがなかなか合わなかったのですが、2011年1月25日(火)は20時からメゾン・ド・ジル芦屋で、主宰されている吉田内科クリニック 吉田光範 先生とお会いし御相談させていただきました。
http://www.maisondegill.com/contents/index.html


http://www.matsuyafoods.co.jp/index.pl5



http://www.restaurant-otomo.com/

Report177: 2011.01.24 胃ESD4病変(01.20)/クリニック: ヒュミラ勉強会(01.17)/UCレミケードExpert Meeting(01.24)




第1.3.5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院を必要とする内視鏡治療の機会をいただいています。1月20日(木)は西宮Hの症例2例でした。1例目は体上部大彎分水嶺近くのIIaでしたが、部位から予想通り、出血が多く止血操作を繰り返し、かつ脂肪による曇りから短時間でスコープの入れ替えが必要でした。2例目は容易な前庭部病変で林 典子 先生主導で短時間に完遂でした。

徒歩で阪急門戸厄神駅まで行き、クリニックに立寄らず佐野病院へ14時前に到着できました。クリニック診断2症例でしたが、1例目は容易な前庭部でしたが、2年前にESD切除した治療後瘢痕に予想以上に近く、まずその間をニードル切開が必要でした。2例目は、食道ESD切除でご紹介いただいた患者さまで、食道ESD後の経過観察で胃がんを同定。初回ESD治療は難渋し1年半後に局所再発した再治療で、瘢痕を含めての切除となりました。両者とも高度瘢痕を呈しましたが蓮池典明 先生主導でVAIOを用いて完遂でした。


クリニックではクローン病、潰瘍性大腸炎ともにレミケード症例が増加しつつありますが、新たな生物学的製剤であるヒュミラがクローン病で保険適応になりました。原則8週間に1回の点滴治療であるレミケードと異なり、ヒュミラはインスリンの様に皮下注射を自分で行うスタイルです(原則2週間に1回)。1月17日は皮下注射の指導を含めた勉強会をクリニックで開催しました。


また1月24日(木)夜はヒルトン大阪で潰瘍性大腸炎に対するレミケード治療を日米の意見交換を通じて検討するClosedのExpert Meetingがあり夜間診察を予約のみにさせていただき18時20分にクリニックを発ち参加させていただきました。30名弱の参加でスクールスタイルではなくコの字型対面式で、後半は兵庫医科大学松本誉之教授の司会でフリートーキングスタイルでした。関西地区のIBD専門医の方々とお会いし意見交換をさせていただきました。

Report176: 2011.01.09 第10回 KCC(神戸クラシック倶楽部)酒心館新年会




第10回KCC(神戸クラシック倶楽部)新年の顔合わせを神戸御影の酒蔵ホール酒心館で開催しました。今回は、同じ時刻にメンバーが重複するイベントが重なりましたが、プロとしてご活躍の新たな方々の演奏も賜り、計40名のご参加となりました。ありがとうございました。
神戸中国雲南芸術交流団代表のソプラノ 李 紫君さまは、高音まで均一かつ完璧に制御された技術に裏打ちされ、かつ音楽性に溢れた演奏とともに舞踏家としての片鱗も拝見できた素晴らしいステージでした。北野坂から現在、新開地に移転された「雲南茶苑」では雲南うどん、焼きぎょうざ、雲南のお茶などとともに事情が許せば演奏もお聞きできるとのことです。
神戸市兵庫区新開地1−4−3 0782426383 ミナエン商店街内 営業時間12:00〜15:00/17:00〜22:00(不定休)
http://www14.plala.or.jp/kobeyunnan/
シュトゥツトガルト放送交響楽団コントラバス奏者、サイトウキネンフェスティバル オーケストラメンバーとしても活動中の 弊 隆太朗 君は、ドイツに戻られる直前のご参加でした。早いパッセージ、叙情的なカンタービレなどコントラバスのあたらな魅力を見せてくれました。新年会ご参加のKANON-MUSIK 長谷川香織さまが、幼少の頃から楽典、ソルフェージュなどご指導されたとのことで色々なところでのつながりを再認識させていただきました。
http://kanon-musik.com/
2002年1月5日にピアジュリアンで開催いたしました新年会を契機に発足致しました本会も9年が経過し新年会も第10回を迎えました。新年会は、演奏会ではなく(演奏の技量に関わらず会費制の)参加型懇親会形式スタイルで、第2回からは継続して、酒蔵を改造したホールを有する酒心館で、その素晴らしい音響とあわせ、好評の特製粕汁などお正月にふさわしい趣向とともにお楽しみいただいています。
http://www.shushinkan.co.jp/
http://pia-julien.com/
多くのスタッフのサポートをいただき、演奏に専念できる年末のラ・スイート コンサート 他と異なり、本会は高橋先生と手弁当による事務作業を担っていますが、特に、皆様が後で交流し易い様、演奏の有無にかかわらず、参加者全員の公開可能な範囲の情報掲載した冊子作成にこだわっています。
一握りのトッププロ以外は、演奏会へ足を運ぶきっかけは暖かい人間関係であり(やむを得ないパワハラ、アカハラもありますが(笑))、新年会に参加、また演奏頂くことにより、音楽を介して、新たな輪が生まれることを願っております。お正月は、例年この作業に追われていますが(逆に休暇期間でなければできません)、これで区切り、現在、締め切りすぎた原稿を複数抱えており(前職では常時10本ほど抱えていましたが(笑))クリニック診療日は対応困難ですので、一気に仕上げる予定です。
第11回は2012年1月8日(日)同じく酒心館で予定してます。ご参加をお待ちしています。青山
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幣 隆太朗(コントラバス)
11歳よりコントラバスを始める。1998年県立西宮高校音楽学部卒業。1999年東京藝術大学入学、在学中にNHK交響楽団を始め、東京主要オーケストラにエキストラとして出演。2001年渡独。2002年ドイツ、ヴュルツブルク音楽大学入学。2004年DAAD外国人のための学内コンクールで一位となり、奨学金を授与される。2005年、ヴュルツブルク音楽大学Diplomの試験を最高得点で卒業し、同校の大学院に入学。2005年、ベルリン国立歌劇場アカデミーの試験に合格し、首席指揮者Daniel Barenboimの下、オーケストラの一員として研鑽を積む。これまでに、奥田一夫、河原泰則、永島義男、南出信一各氏にコントラバスを師事。現在はヴュルツブルク音楽大学で同大教授文屋充徳氏、ベルリン国立歌劇場で同楽団副首席Mathias Winkler氏に師事。現在、シュトゥツトガルト放送交響楽団コントラバス奏者 サイトウキネンフェスティバルオーケストラメンバーとしても活動中。
李 紫君(ソプラノ)
中国民族歌手・舞踏家。雲南省出身。14歳より地元民族歌舞団で舞踏専門として10年間活躍し、1980年に舞踏家から声楽家に転向。1984年北京中央音楽学院声楽歌劇部にソプラノ部門で唯一の雲南省シュッションの合格者となる。入学後、王 福増 氏に指示し西洋オペラと中国オペラを専攻。1985年民族クラスを修了。同年北京市販学院(現 首都師範大学)音楽部に入学1987年卒業。1988年中国国家級俳優資格を取得。1991年来日。1999年に中国雲南芸術交流弾を設立。雲南民族音楽コンサートの定期演唱会を主宰。現在神戸市在住。神戸中国雲南芸術交流団代表を務める。
http://www14.plala.or.jp/kobeyunnan/

Report175: 2011.01.06 クリニック仕事はじめ(01.04)/胃ESD1病変, 大腸ESD2病変(01.06)




2011年あけましておめでとうございます。正月休みは溜まっております原稿の準備 他に追われあっというまに過ぎ、1月4日(火)仕事はじめを迎えました。そのまますぐにつきたてのお餅ができる忘年会の賞品を持参してくれ賞味。4日はさすがに大腸内視鏡全枠は埋まらず午後は6名で夕方に終了できましたが、5日(水)は早速、夜間外来診察まで多くの来院を賜り、20時30分終了でした。

第1,3,5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院を必要とする内視鏡治療の機会をいただいていますが、6日(木)は胃、大腸ESD1病変づつでした。
昼前に終了出来ましたので、徒歩で阪急門戸厄神、久しぶりに阪急電車を利用し、クリニックへ向かいました。昼食、事務作業などで時間調整し、午後14時前に佐野病院へ到着。年末にクリニックで診断させていただいた直腸Rb5cm大LST-G病変のESDでした。



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