Report190: 2011.05.14 宝塚ホテル:プルミエ(05.03)/ 焼肉:秀(05.12)/ 第6回実践内視鏡研究会(05.14)/ 神戸新聞掲載 (05.14)




5月連休中クリニックの診療は暦通りで、5月3-5日の3連休前後は非常に多くの患者さまが来院されました。また潰瘍性大腸炎の再燃は、冬、春に多いとの報告が散見されますように(冬はウイルス感染、春は環境の変化)急な増悪を来す方の内視鏡チェック、血球除去療法スケジュールなどスタッフのきめ細かな調整によりなんとか対処できました。
連休明けは、体も疲れ易い状況が続いていましたが、5月12日頃から感冒様症状(咽頭痛)+微熱がみられ、週明けにはクリニックスタッフも高熱で複数名ダウンするという状況でした。
その中で5月14日(土)は第6回実践内視鏡研究会に参加させていただきました。体調も万全ではありませんでしたが、丁度月1回の休診土曜日に該当しており朝から休息でき、18時からの研究会に参加させていただきました。杉本憲治クリニック 杉本先生が主宰される本会では、前回第5回にはIBDの講演をさせていただきましたが、今回は、内視鏡の保険診療に関して勉強させていただきました。
http://www.aoyama-clinic.com/topics3/img/41-1.jpg

Report189: 2011.05.01 クリニック見学(04.23/25/30)/Total Immersion(04.24)/糸桜(04.28)/のだめ - ショパン(04.23)




4月23,25,30日と続いて、内視鏡ご専門の先生方がクリニックの見学に来院されました。主として大腸内視鏡の見学、また本院の色々なシステムにつきご説明させていただきました。
4月23日(土)14:00-18:00 大阪市東淀川区 林 医院 林 保 先生      
http://www.drhayashi.net/
4月25日(月)13:00-17:00 神戸市灘区 渡辺クリニック 渡辺 典雅 先生
http://www.kcc.zaq.ne.jp/watanabe
4月30日(土)14:00-16:00 神戸市中央区 中院クリニック 中院 達哉 先生 
http://www.nakanoin.or.jp/

4月23日(土)夜はのだめカンタービレ最終章後編 最後のショパンピアノ協奏曲を久しぶりに聞き触発され“ピアノYou tube動画”で聞き比べ 。いずれも各々持味がありましたが、溢れる音楽性が技術に裏打ちされ、表現の自由度がアルゲリッチが群を抜いていました。
http://pianodouga.blog76.fc2.com/blog-entry-67.html
http://youtubeclassic.seesaa.net/article/27802108.html
http://pianodouga.blog76.fc2.com/blog-entry-278.html
ランランのショパン協奏曲はまだ拝聴できていません。エオリアンハープ 愛の夢は以下。
http://pianodouga.blog76.fc2.com/blog-entry-471.html
http://pianodouga.blog76.fc2.com/blog-entry-70.html
ロランド・ヴィラゾン トスティ:暁は光から闇へ 声は疲れているが音楽に溢れている
http://www.youtube.com/watch?v=98j--x9hKrc&feature=related
●過去のお薦め
ビーマイラブ 下は若い時のドミンゴの甘い声
http://www.youtube.com/watch?v=plmDmYTo_MM&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=qTn8xM1WLak&NR=1
ドミンゴの弾き歌い を含む ジョルダーノ:Amor ti vieta
http://www.youtube.com/watch?v=QwfzZOeD7nk&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=uVhSCz_Nk0M&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=5nDrBKUdbeY&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=D5T6J8BrD08&feature=fvwrel
http://www.youtube.com/watch?v=HeOcqLiKXWI&feature=related
フランク:天使のパン
http://www.youtube.com/watch?v=C4mD_EJttQk&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=GqKQB3haFVk&feature=related
モナコ来日の際の渾身のオーソレミオ
http://www.youtube.com/watch?v=jiu26n5JkPY&NR=1
晩年のモナコの中では魅力的
http://www.youtube.com/watch?v=G9h57yWIeVc&feature=related
モナコ動画で私の一押し 声の調子も良い 自由闊達 ガスタルドン:禁じられた音楽
http://www.youtube.com/watch?v=n8a0x2mFKTw&feature=related
誰も寝てはならぬ特集
http://www.asahi-net.or.jp/~mf4n-nmr/tenor.html




Report188: 2011.04.21 ESD切除6病変(胃ESD3病変/大腸ESD3病変:3施設)(04.21)/神戸新聞取材:IBD(04.19)




第1,3,5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院が必要な内視鏡治療の機会をいただいています。4月21日(木)は胃2病変を有する西宮Hの症例でした。いずれもサイズは小さく、主治医 林 典子 先生主導で完遂できました。同日は、クリニックで診断させていただいた大腸ESD症例が増えて来ており、西宮市立中央病院、佐野病院どちらで治療させていただくかにつき複数の要因で流動的であった上に新規症例も加わり、最終的に、3例の大腸ESDは全て佐野病院で施行させていただくことになりました。さらに、その後、松田病院におうかがうすることになっており時間が非常にタイトでしたが、佐野院長、岩館先生にご尽力頂き3例完遂できました。松田病院の症例は写真を拝見していた段階で、順方向では病変が正面にくるためParadoxicalな動きになり力も伝わりにくく一方、IT2反転操作では強く押し込む必要があり操作性が悪くなる体下部大彎で、難易度が高い部位であることを予想していましたが、サイズが小さくSBナイフが有用である可能性がありましたが、真大彎にかかっており、大彎の胃粘膜の厚さに切開深度が安定せず、IT2に変更し対処しました。大彎の処理は、適切な層に入れた後、IT2で一気に切開し、すぐトリミングし、大彎から如何に遠ざけることができるか、という点に最大限配慮する、というセオリーの重要性を再認識しました。3施設、計6病変のESD切除でさすがに疲労困憊状態でした。

Report187: 2011.04.16 芦屋講演,ロッカー更新(04.14)/ 神戸市中央区医師会医事紛争対策委員会懇親会(04.15)/GCAP勉強会(0416)




第2,4木曜日は午前 京都工場保健会神戸健診クリニックで経鼻内視鏡、午後は服部病院で大腸内視鏡を行っていますが、2011年4月14日(木)はさらに夜、芦屋医師会の先生方での講演の機会をいただきました。ピロリ除菌による胃がん予防のエビデンスが蓄積され、お若い世代での除菌が重要であることを中心にお話させていただきました。

「ピロリ感染の有無を軸にした上部消化管疾患診療の実際― 「がん年齢以降の胃がん検診」から「がん年齢前のピロリ治療」 転換の重要性―
医療法人社団 青山内科クリニック(胃大腸内視鏡/IBD) 理事長/院長 青山伸郎
http://www.elle-de-ange-ashiya.com/
ピロリ除菌により、比較的萎縮の進行した方々でも異時胃癌発生(増殖)を抑制すること、有意な萎縮を伴わない若年者では胃癌発生予防できること 他から、2009年改訂日本ヘリコバクター学会ガイドラインでは全てのピロリ感染者は除菌されるべきであるとの指針を挙げています。 一方、幼小児期にピロリ感染を免れた生来ピロリ陰性者では胃癌リスクはほぼ零であり、高度のバレット食道/逆流性食道炎や飲酒喫煙による食道扁平上皮がんリスクがなければ逐年内視鏡検査は不要と考えられます。

このようにピロリ感染の有無で胃がんリスクが大きく異なりますので、上部消化管疾患診療の際にピロリ感染を軸にした対処が求められます。ピロリ感染や胃がんリスク評価は内視鏡検査所見でも把握できますので陽性例を見過さないことが重要ですが、既感染、A型胃炎、Non or other Helicobacter感染などピロリ陰性の萎縮にも留意する必要があります。

ピロリ診断治療保険適用疾患は、潰瘍に加え2010年6月マルトリンパ腫、胃がん内視鏡治療、ITPなど増えたもののまだ一部であり主体は保険適用外ですが、本院では2007年5月開院後2010年末まで、全員除菌を念頭に1次から5次除菌まで1400件となり、診断した胃癌は休診日に入院施設でESD切除と自己完結できています(食道、大腸、小腸、十二指腸を含めて開院後202病変)。本講演では、保険適用外ピロリ診断治療からESD切除までの対処、3種類のPPIの特徴比較、H2RAとの使い分けを含めた上部消化管疾患診療の実際を具体的にお話させていただき、皆様のご指導をいただけましたら幸甚です。

同時期の本院胃内視鏡5000件ピロリ陽性2600例の検討ではC2萎縮まで20歳、C3萎縮まで30歳で、胃癌は分化/未分化型共にOpen萎縮が主体ですので、その前での除菌つまり「がん年齢以降の胃がん検診」による胃癌早期診断から「がん年齢前のピロリ治療」による胃癌予防に踏み出すことが重要です。

Report186: 2011.04.10 神戸市中央区内科医会座長, 抜歯, みやす(04.09)/ 水泳+ボクササイズ(04.10)




2007年5月開業と同時に、神戸大学医学部第2内科の大先輩で、神戸市中央区内科医会の前々会長を担っておられた 小西明和 先生に入会をお誘い頂き、2008年4月19日(土)には第18回の本会での講演の機会もいただきました。
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本会は、保険診療の情報交換および内科の講演を骨子としており、講演は内科各分野を順番に廻っています。丁度1年前、今回は大腸が主題となり企画させていただくことになりました。兵庫医科大学下部消化管科 松本誉之教授に2010年5月8日(土)県民医療公開講座「炎症性腸疾患」で講演の機会をいただいた際に、同 中村志郎 准教授とご一緒させていただき、判り易いご講演でしたので、今回の講演をお願いし快諾いただきました。
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中村先生には、下痢(IBS, Collageneous colitis)、血便(虚血性腸炎、感染性腸炎、小腸出血=カプセル内視鏡)に関して消化器がご専門でない先生方にも最近の進歩を含めてわかりやすくお話いただきました。

Report185: 2011.04.07 胃ESD3, 大腸ESD1病変(04.07)/ クラシック音楽愛好会部長引継(04.05)/ 法人決算(03.31)/ 王将 餃子定食




第1,3,5木曜日は午前は定期で西宮市立中央病院、午後は佐野病院を中心としてフリーで複数の施設で、入院を要する内視鏡治療をさせていただいています。3月は医師会講習会があり午前午後の週がずれていましたが、4月は通常予定となり4月7日(木)は午前午後ともにESD切除となりました。


2007年12月1日(土)兵庫県民小劇場
チャイコフスキー 弦楽セレナーデIII/IV 管弦楽用編曲
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2008年12月27日(土)新長田ピフレホール
チャイコフスキー ロミオとジュリエット
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2009年12月26日(土)新長田ピフレホール
リムスキーコルサコフ シェラザードII/III
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2010年12月18日(土)灘区マリーホール
チャイコフスキー 交響曲5番2楽章
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Report184: 2011.03.25 胃ESD2病変/ iPhone4G(03.24)/ 血球除去療法M技士加入(03.25)/ 座長・講演予定




3月の休診日木曜日は10日に医師会講習会参加したため午後の予定が通常と異なり服部病院が第3/5木曜日午後となりました。3月24日(木)午後は松田病院で胃癌ESD切除の機会をいただきました。2例とも切除容易な病変とはいえ、1例目は体部小彎病変でしたのでIT2で私が対応させていただきました。2例目は体下部大彎病変順方向対処可能でしたのでIT操作よりハードルが低く、かつ穿孔のリスクのないSBナイフJrで主治医佐古先生主導で完遂していただけました。

丁度2年前2009年3月から使用し始めたiPhone3Gが今朝から急に充電できなくなりました。iPhoneはバッテリー内蔵仕様で、バッテリーだけの交換ができません。従来の3Gを新品更新するか4Gへ機種変更するかの選択でしたので、夜、甲東園SoftBankで4Gへ機種変更をお願いしました。
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潰瘍性大腸炎/クローン病に対する血球除去療法がレミケードと共に増加の一途をたどっており、連日、土曜日を含めて午後から夜に施行しており、兵庫県下では、兵庫医科大学に次いで2番目の施行数となっています。K技士を中心に現在実質4名の透析のエキスパートの技士の方々に除去療法をお願いしていますが、3月25日(金)から、新たにM技士に加入いただきました。一層、リスクマネージメントに留意し、かつ快適な治療環境をご提供できるよう努力する所存です。さらに現在、事務/看護スタッフも増員募集中、新たな診療スペース確保などを視野に入れて検討中ですが、法人化ほぼ1年経過で決算を踏まえて慎重に対処する予定です。

近々、座長、講演の機会をいただいています。4月9日(土)中央区医師会内科医会は消化器なかでもご専門でない先生方が日常臨床で対処いただけるをテーマということで企画させていただき、IBSを含めて兵庫医大中村志郎先生にお願いしています。また芦屋で講演させていただく4月14日(木)は先日3月5日(土)の松本講演を基に追加充実させて行わせて頂く予定です。
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●2011年4月9日(土)第24回神戸市中央区内科医会講演企画/座長
年に2回開催されています神戸市中央区内科医会ですが、今回消化管、中でも大腸でご専門ではない先生方にご診療のお役に立てる内容をとのことで、兵庫医大下部消化管科 中村志郎 准教授に、ご専門のIBDは勿論、IBSなど機能的疾患、カプセル内視鏡など形態診断の最近の展開をお話し頂く事になりました。
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●2011年4月14日(木)芦屋講演 以下の内容で講演させていただく予定です。
「ピロリ感染の有無を軸にした上部消化管疾患診療の実際― 「がん年齢以降の胃がん検診」から「がん年齢前のピロリ治療」 転換の重要性―
医療法人社団 青山内科クリニック(胃大腸内視鏡/IBD) 理事長/院長 青山伸郎
http://www.elle-de-ange-ashiya.com/
ピロリ除菌により、比較的萎縮の進行した方々でも異時胃癌発生(増殖)を抑制すること、有意な萎縮を伴わない若年者では胃癌発生予防できること 他から、2009年改訂日本ヘリコバクター学会ガイドラインでは全てのピロリ感染者は除菌されるべきであるとの指針を挙げています。 一方、幼小児期にピロリ感染を免れた生来ピロリ陰性者では胃癌リスクはほぼ零であり、高度のバレット食道/逆流性食道炎や飲酒喫煙による食道扁平上皮がんリスクがなければ逐年内視鏡検査は不要と考えられます。

このようにピロリ感染の有無で胃がんリスクが大きく異なりますので、上部消化管疾患診療の際にピロリ感染を軸にした対処が求められます。ピロリ感染や胃がんリスク評価は内視鏡検査所見でも把握できますので陽性例を見過さないことが重要ですが、既感染、A型胃炎、Non or other Helicobacter感染などピロリ陰性の萎縮にも留意する必要があります。

ピロリ診断治療保険適用疾患は、潰瘍に加え2010年6月マルトリンパ腫、胃がん内視鏡治療、ITPなど増えたもののまだ一部であり主体は保険適用外ですが、本院では2007年5月開院後2010年末まで、全員除菌を念頭に1次から5次除菌まで1400件となり、診断した胃癌は休診日に入院施設でESD切除と自己完結できています(食道、大腸、小腸、十二指腸を含めて開院後202病変)。本講演では、保険適用外ピロリ診断治療からESD切除までの対処、3種類のPPIの特徴比較、H2RAとの使い分けを含めた上部消化管疾患診療の実際を具体的にお話させていただき、皆様のご指導をいただけましたら幸甚です。

同時期の本院胃内視鏡5000件ピロリ陽性2600例の検討ではC2萎縮まで20歳、C3萎縮まで30歳で、胃癌は分化/未分化型共にOpen萎縮が主体ですので、その前での除菌つまり「がん年齢以降の胃がん検診」による胃癌早期診断から「がん年齢前のピロリ治療」による胃癌予防に踏み出すことが重要です。

Report183: 2011.03.20 医師会講習会(03.10)/内視鏡地方会(03.12)/スタッフ送別会:新愛園(03.19)/芦屋市立病院(03.20)




2011年3月10日(木)午後は、2年で一巡する兵庫県医師会主催医療訴訟講習会に参加しました(宝塚医師会館)。2年サイクルの最後に神戸市中央区、淡路、宝塚と予定されており案内が1月でしたので、2月の神戸市中央区予定日はESDがスケジュールされており参加困難、調整できる時間的余裕がある3月の木曜日は5回ありましたので10日の服部病院を17日にずらし10日午後を空けて参加としました。午前元町 京都工場保健会神戸健診クリニックでの経鼻内視鏡検査終了後、阪急電車逆瀬川駅からバスで宝塚市立病院前で下車。会場には一番乗りでした。中央区でお世話になっています西田副会長はじめ数名の方々から最近の医療訴訟の報告をお聞きし、あらためてリスクマネージメントの再点検の一助とさせていただきました。

3月12日(土)は内視鏡学会近畿地方会が京都テルサで開催されました。評議員会出席が必要で3月は5日松本講演に続いて2回目の土曜日休診として参加しました。懐かしい方々とお会い出来ましたが、なかでも神戸大学医学部同級生/初期研修(現在外来部門だけが残っている須磨赤十字病院で1981-1983年の2年間 当時まだ珍しかった大腸内視鏡検査を御一緒に開始しましたので30年目に入ります)も同じ三戸岡先生(芦屋三戸岡クリニック)は久しぶりで京都からの帰路も御一緒し歓談/情報交換させていただきました。

3月19日(土)はクリニック事務スタッフとしてご尽力頂いた塩澤さんがご家庭の事情で円満退職されることになったため送別会を開催させていただきました。従来、送別会は夜間診察のない火曜日に大腸内視鏡を1件減らしてランチをとりながら行っていましたが、3月から内視鏡予約待ちが長くなっており調整が困難、ということで診察終了後に急遽開催となりました。通常火曜日、土曜日午後は10件の大腸内視鏡検査を施行していますが1件減らして19時開宴でした。

「新愛園」は、昭和39年開業の老舗ですが、2001年上海で大腸内視鏡ライヴデモンストレーションをさせていただいた際に賞味した上海蟹を神戸で賞味出来るところを数年前にチェックした際に知り、一度行きたいと思っていましたが実現せず楽しみにしていました。素材の味を活かす海鮮中心に焦点を絞り、3代目(4代目?)とメニューが引き継がれさらに完成度が高くなっていることを感じさせる評判通りの素晴らしい味でした。素材を味わう薄味、小細工せずまとまった量(しかしお腹にもたれない)など嗜好にピッタリ、はじめて「みやす」のステーキを賞味した時と同じ感動でした。中華は元来得意領域ではなかったのですが、再訪したい店に出会えたようです。次回は是非上海蟹を賞味できる季節におうかがいできればと思います。
http://www.shinaien.net/index.htm
今回は代表的なお薦めメニュー
ふかひれ刺身、活ミル貝あえもの広東風、イカから揚げ/春巻、スペアリブ甘酢ソース、メインには 渡り蟹と春雨の土鍋煮込み、水餃子、貝柱XO、からすみチャーハン(+上湯スープ)、ココナッツプリンのマンゴーソースがけ でした。
●ホームページ
http://www.shinaien.net/menu/index.htm
●その他グルメサイトから
http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28000844/dtlrvwlst/
http://u.tabelog.com/ukiwa1958/r/rvwdtl/1374450/
http://www.hotpepper.jp/strJ000110041/
http://asku.bnfes.jp/rv/r6401059/
http://r.gnavi.co.jp/c931100/
http://30min.jp/place/108667
http://www.kiraku.tv/category/73105/photo/3
●上海蟹レポート
http://baukiti.epicure-souvenir.com/?eid=291770
http://baukiti.epicure-souvenir.com/?eid=291799
http://baukiti.epicure-souvenir.com/?eid=293445
【上記をまとめた総合メニュー】
上海蟹の姿蒸し(季節限定)market price/ 活伊勢海老の葱生姜炒め market price
活伊勢海老の上湯炒め market price/ アコウの姿蒸し market price
ふかひれお刺身4500円/ わたり蟹と春雨の土鍋煮込み4500円
渡り蟹の葱生姜炒め4500円/ 活けアワビのオイスターソース炒め4500円
活けアワビのXO醤ソース炒め4500円/活けミル貝のあえもの広東風 2500円
車海老の上海風甘酢ソースがけ2500円/車えびのマヨネーズ炒め 2500円
牛タンのオイスターソース煮込み 2200円/ 牛バラのうま煮 2200円
三種の海鮮炒めの籠盛り2200円/川津海老の皮付きセイロ蒸し2000円
スペアリブの中華風味噌炒め2000円/かえるのから揚げ2000円
スペアリブの甘酢ソースがけ1800円/ カキの天ぷら 1800円
豚肉ミンチレタス巻き 1800円/ 石持ちの天ぷら 青のり風味 1800円
からすみチャーハン(+上湯スープ)1800円/ 春巻き 1500円
上海蟹みそ入りフカヒレスープ お一人様1500円/ 蟹肉入りフカヒレスープお一人様1100円
水ぎょうざ 800円/ 北京ダック 1枚 700円(4枚より注文可)
ザーサイと白葱の汁そば/ ココナッツプリンのマンゴーソースがけ



Report182: 2011.03.05 胃ESD3病変(03.03)/松本講演:第14回信州消化器H.pylori研究会(03.05)




第1,3,5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院を必要とする内視鏡治療の機会をいただいています。2011年3月3日は西宮Hの胃がん症例ESDでした。丁度SBナイフミニが発売されたとのことで使用させていただきました。食道や大腸で筋層が正面になる場合の剥離、瘢痕部分などでHOOKナイフの代わりに有用と思われました。JRで西宮からクリニックへ行き松本講演で使用する内視鏡画像をSolemioから収録し自宅で準備ができるようにしてから佐野病院へ向かいました。佐野病院ではクリニックで診断した胃癌2例のESDでした。終了後自宅へ戻り松本講演の準備に充てました。

2011年3月5日(土)は「松本ホテル花月」で開催 第14回信州消化器H.pylori研究会で代表の杉山外科医院 杉山 敦 先生に講演の機会をいただきました。ピロリ研究が盛んな信州でご専門の先生方対象の講演でしたので、大学時代のデータ、クリニックの新規データ整理、最新の論文のチェックと、特にこの2週間は連日準備に集中でした。なかなか平日は遅くまで診療で時間がとれませんので、先週日曜日はボクササイズは休むなど(午前の芦屋の水泳は行きましたが(笑))いつになく早い目の準備でのぞみましたが、昨夜も夜間診察の予約外受診、夜の血球除去療法などで診療終了は20時30分、クリニックをでたのが21時になり、予想通り、5日(土)午前自宅、往路の新幹線、名古屋からの「ワイドビューしなの」の車中で集中してすすめ、丁度「塩尻」あたりでぎりぎり完成でした。
http://hotel-kagetsu.jp/
杉山先生は信州大学外科助教授として診療/教育に携われ、かつ動物実験を主体にピロリと胃がんとの関連に関し先駆的な業績をあげられ、現在もオピニオンリーダーとしてご活躍中です。また須坂病院内視鏡センター 赤松泰次 先生は、全国国立大学光学医療診療部(内視鏡部)設置の草分で信州大学光学医療診療部助教授としてご活躍、神戸大学に1998年光学医療診療部設置の際には、色々ご教示、ご指導いただきました。杉山、赤松先生ともに同世代でライフサイクルの状況が同じ、またピロリ研究で御一緒させていただいた経緯もあり、宿泊の「ホテル・ブエナビスタ」近くのOSTERIA MATSUMOTOでの二次会では楽しく懇親させていただきました。また同席いただいた若い先生方にはエネルギーをもらい有意義な一時でした。
http://www.buena-vista.co.jp/
http://osteriamatsumoto.blog11.fc2.com/


Report181: 2011.02.17 胃ESD1病変, 大腸ESD1病変/抜歯(02.17)/バレンタイン:雪(02.14)




第1,3,5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院治療が必要な内視鏡治療の機会をいただいています。本日は西宮Hの症例2病変で、各々主治医の先生方をサポートさせていただき完遂でした。
2例目は大腸カルチノイドのESDでしたが、開院後クリニックでもカルチノイドは散見されています。7-8mmまでの病変はクリニックで外来切除しています。10mmを越える病変は1例1病変で、元来外科手術適応とされていますが、カルチノイドは血行性転移様式病変ですので内視鏡局所切除と外科切除と転移リスク評価は変わらないとの判断で十分なICのもと入院の上ESD切除で対処しました。
2008年 5月 EHL使用EMR
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2009年 9月 ESD
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SMTのESD切除としては、外来で大腸脂肪腫EMR切除は時々ありますが、難易度が高かった例としては下記がありました。
●大阪守口からご紹介例 体位変換で同定困難になるため長年病変の存在診断すら確定しなかった直腸SMTをクリニックEUSでsm層の存在診断を確診しESD切除
(病理結果はangiodysplasia)
2009年 8月 ESD
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●芦屋からご紹介 十二指腸球部に存在するSMTで複数施設が切除困難との対応 細径スコープを追加挿入し病変を把持、メインスコープは球部内反転を駆使しESD切除
(病理結果はBrunner's gland hyperplasia)
2008年11月 ESD
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本日午後は、ESD予定スケジュール調整の間隙でフリーとなったため、懸案であった親不知3本目の抜歯でした(右下)。骨がまいており抜歯は左下より若干難渋されたようですが、下はあとも痛みが残ることを覚悟していましたが、軽症でした。
2008年9月13日(土)左下親不知
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2010年5月20日(木)左上親不知
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2011年2月14日(月)は昼前から雪が激しく道路も凍結となりましたが、内視鏡検査、外来診察、血球除去療法 全てキャンセルなく、逆に夜間診察は予約外の患者さまも多数お越しいただきました。最終的に20時30分頃診療終了となりましたが、翌日出勤できないリスクを避けるため新神戸に急遽宿泊となりました。翌15日(火)朝は、一人占め状態のプールで泳いでから出勤でした。



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