 | 内田師長を中心に、開院時の立ち上げから核になって尽力いただいた2名の看護師さんが、おめでた、お子様の都合などでクリニックを離れることになりました。有能な両名であり私自身も心から信頼し検査そのものに集中できていた状況でしたので一時は危機感を覚えましたが、急遽、2回にわたり募集させていただいていた看護師さんたち、皆さん業務を覚えるのも早く、若さ溢れるきびきびした動き、また快活で雰囲気も明るく内田師長を中心にうまくまとまって行けそうでほっとしています。内視鏡検査介助・検査後回復室観察と並行して、尿素呼気試験によるピロリ検査、検査前説明、外来採血など専門的な業務が多い中ですが、かなり長くなっています内視鏡検査待ち期間短縮に対する検査増枠のためにも引き続いて看護師さんの募集を継続してゆく予定ですので随時応募をお待ちしています。
6月17日(火)は神戸市中央区医師会の第3回医政研究委員会(富永 了 委員長)で、22時前まで「スーパー特区」について神戸市医師会西田副会長から講演いただき委員間で意見交換させていただきました。
6月19日(木)午前は西宮市立中央病院におうかがいし、クリニックで診断した胃癌のESD(切開剥離)でした。ピロリ除菌後も複数回に亘り胃癌を認める高リスクの方ですが、今回は幽門輪に接するIIc病変でした。昨年8月30日には十二指腸球部に大きく浸潤した方のESD(切開剥離)切除を行いましたが(近況報告9:2007年9月7日付参照)、今回は、十二指腸球部内反転観察で十二指腸への浸潤がないことが確認できました。しかし、幽門輪に接する病変でしたので同部反転操作で肛門側をフラッシュナイフで切開トリミング後、胃側を順方向から切開剥離してゆきました。同日午後は、26日(木)が日本ヘリコバクター学会参加のため1週間早く三木服部病院で内視鏡検査をさせていただきました。21日(土)はクリニック診療日でしたが、18時頃終了後、神戸大学第2内科同期の集いでした。 | |