Report144: 2010. 5.21 大腸ESD1件,胃ESD1件, 抜歯(05.20)/除去療法GCAP1日3件(05.21)/日刊ゲンダイ掲載(05.13)




第1.3.5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院を前提とする内視鏡治療の機会をいただいています。本日は、阪急西宮北口の医院から同病院への紹介例でした。当初、横行結腸4分の1周程度のLST-NGとのご紹介でしたが実際挿入してみると4分の3周におよぶ広範かつ襞をまたぐ難易度の高い病変でした。順方向、反転を駆使し、約2時間要しましたが、幸い生検後の瘢痕は軽度であり切除完遂できました。
昼前に西宮市立中央病院を発つことができ、途中昼食をとりましたが自走してそのままクリニックで事務作業。13時30分にクリニックを発ち北区の松田病院へ14時前に着きました。体下部大彎後壁の潰瘍高度瘢痕を伴う胃癌のESD切除でした。高度瘢痕癒着のため、切開、剥離ともにかなりトラクションをかけないと展開しないため、強く押し込んだ反転を主体にアプローチしましたが、少し動かす毎に位置がずれるためひと切りでスコープを組み立て直さないといけない悪条件でした。中央の瘢痕は予想通り極めて高度でした。
17時前にクリニックに戻り17時30分から、お隣の松村歯科医院で、左上顎親不知の抜歯をしていただきました。昨年夏 左下顎親不知の抜歯に続く経験でしたが、上顎は下顎に比して、抜歯後の影響も軽微でした。そのまま、宝塚市立プールでひと泳ぎして帰宅しました。
http://www.tspf.or.jp/use/u_08.html
2010年5月21日(金)は1日に血球除去療法3件施行となりました。潰瘍性大腸炎2名、クローン病1名が丁度重なり、午後の大腸内視鏡検査が終わりかける16時頃から1件、続いて2件を並行して施行する形になりました。開院後3年で85回の除去療法を施行して来ましたが、2件並行は初めてでした。現在、内視鏡時には4つの回復室は鎮静剤使用例でフル回転になりますが、尿素呼気試験、今回の血球除去療法、またクローンのレミケードも益々増加することが予測され(レミケードは近々潰瘍性大腸炎にも保険適応となります)スペース的に再検討が必要になりそうです。

2010年5月13日(木)発行 日刊ゲンダイ「大人の健康」欄に掲載の機会をいただきました。上手く内容をまとめていただいていますので是非ご一読ください。左記写真は低容量ですので、掲載記事の紹介 項(下記がリンク)をご参照ください。
http://www.aoyama-clinic.com/kiji/img/27-1.jpg

Report143: 2010. 5.13 開院3周年・内視鏡8000件(05.13)/JAIBD(05.11)/GCAPクローン病適応・週2回施行保険認可




2007年5月13日(日)開院前日にスタッフや関係者のシュミレーション診療で内視鏡検査を開始し、翌日2007年5月14日(月)開院から3年が経過しました。内視鏡検査数は8000件を越えましたが重篤な合併症なしに経過しています(3年間で待機出血処置4件のみ 全て外来対応 緊急止血なし、穿孔なし)。2009年3月に検査枠を増やし、現在、月平均で胃内視鏡GIF 120-130件、大腸内視鏡CF 140-150件 年間3000件ペースですが現在の診療時間割で一人で施行する限界の数となっています。
過去不成功に終わったり、痛みが強かったりで大腸内視鏡検査にトラウマをお持ち方が意を決して来院されますので、大腸内視鏡を優先的に枠組みし、現在、大腸内視鏡は通常予約でもほぼ1ヶ月で対処させていただけていますが、その分、胃内視鏡、また外来診療の予約待ちが非常に長くなっています。外来診療は状況が急を要します場合には夜間診察の時間帯に予約外でお受けし、胃内視鏡も2週間先であれば若干の緊急枠を残しており適宜判断して施行しておりますのでお問い合わせください。

2010年4月血球除去療法の中のGCAP(アダカラム)がクローン病で保険認可、また潰瘍性大腸炎でも従来の週1回から2回施行が可能になったことを期して、2010年5月11日(火)ヒルトン大阪でJAIBD(日米IBD)が開催されました。午後の大腸内視鏡10件施行、9件目、10件目は時間を要しましたが、ぎりぎりで開会に間に合いました。近畿地区のIBD専門医との情報交換、また前職時代の仲間とも懇親できました(六甲アイランド病院 山田浩幸、西岡千晴 先生 他)。

大きな異動としましては
●大阪大学〜北野病院で永年IBDを専門にされ、特にレミケードなど生物学的治療にかかわってこられました伊藤裕章 先生が、堂山で医療法人の中のIBD専門クリニック=錦秀会インフュージョンクリニックとして開院されました。
http://www.kic-clinic.jp/index.html
●兵庫医科大学〜藤本病院で永年IBDを専門にされ、特に血球除去療法は開発段階からかかわってこられました澤田康史 先生が、堂島で医療法人の中のIBD専門クリニック=生駒内科・消化器クリニックとして開院されました。
http://www.ikoma-hp.com/ibd/index.html


Report142: 2010. 5.08 大腸ESD切除1病変/グリル金プラ三宮店(05.06)/県民医療公開講座IBD(05.08)




第1.3.5木曜日午前は西宮市立中央病院で入院が必要な内視鏡治療の機会をいただいています。6日(木)はクリニックで診断した盲腸LST-NG症例でした。30歳代後半とお若いのですが、クリニックでのCF時には4カ所のポリープを外来切除しています。加えて今回の病変をみつけましたが、盲腸襞裏に存在し順方向の通常観察では病変がほとんど認識できない位置で、鉗子で襞を抑えるとようやく全貌が把握出来る状況でしたので入院の上、ESD切除の予定とさせていただきました。
体位変換および局注を工夫し全周切開後、奥は盲腸盲端近くで筋層が正面になり処置困難ですので、手前(口側)から剥離してゆきましたが、元来襞裏に存在していますのでスコープが不安定かつ強い線維化を伴いHOOKナイフ主体に使用し、なんとか展開させることができました。

11時30分頃同病院を発つことが出来ました。車を西宮芸術文化ホール南のパーキングにとめて阪急で三宮へ。以前から一度行きたいと思っていたグリル金プラ三宮店へ向かいました。カウンター5席+テーブル10席ほどのこじんまりした店内でした。カレーライスは新開地本店同様、スパイシーかつ果実系の甘みを伴った深い味わいでした。
新開地本店    http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280109/28000392/
http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0002390243/M0028000761/
三宮       http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28004440/
須磨       http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0002402404/

6日(木)ESD切除したクリニックの患者さまは、平素は上海でお仕事をされ、時々帰国、芦屋在住でしたので、西宮Hでの治療を希望され(西宮Hの内視鏡ESD治療症例はまだ複数例あったのですが小川部長に調整していただき)午後は、今週土曜日の県民医療公開講座および残った原稿の準備に充てる事ができました。また17時30分からは松村歯科でお世話になり、2年前に抜歯した左下顎親知らずの噛み合わせに当たる左上顎親知らずを次回抜歯することになりました。帰路、西代プールへ寄ったのですが連休明けの臨時休業で残念ながらとんぼ返りでした。

本日8日(土)は第11回県民医療公開講座 炎症性腸疾患 で潰瘍性大腸炎 内科の立場からの講演の機会をいただきました。
http://www.hyogo.med.or.jp/data/pdf10042101.pdf
http://www.hyogo.med.or.jp/topics/index.html
http://www.aoyama-clinic.com/topics3/img/16-1.jpg
クリニックは月1回の休診土曜日に充てていましたので、いつもながらのパターンで、朝から最終調整に追われ集合13時30分ぎりぎりに兵庫県医師会館に到着。久しぶりに、兵庫医科大学下部消化管内科 中村志郎 先生、同下部消化管外科 池内浩基 先生とお会いし、荘司外科 荘司康嗣 先生、司会の兵庫医科大学総合内科 立花久大 先生とは初めてお目にかかりましたが、段取りの御相談を含めて、色々、お話させていただきました。
公開講座前半は、各々の講演でしたが、4月3日(土)姫路での講演でまとめていたクリニック205名の潰瘍性大腸炎の成績、策定されたばかりの平成21年度治療指針を中心に役割の責任を果たしました。後半は質問にお受けする形で総合討論でしたが、演者間で、上手く調整しながら事前や休憩時間にいただいた筆答の質問、また会場からの口答の質問にお答えしました。
http://www.aoyama-clinic.com/topics3/img/13-1.jpg
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Report141: 2010. 5.04 4月から医療法人社団/ピロリ5次除菌成功(04.30)/日刊ゲンダイ取材(04.27)Golden Week




2010年4月1日から医療法人社団として再出発させていただくことになり、サテライトの設置など新たな展開が可能になりました。今まで同様、専門領域に特化し、かつ、きめ細かい配慮を合わせ持つことを目標とした現在のスタンスを維持しながらの形態で、どのような展開が可能かを、納得出来る答えが見つかるまで熟考したいと思っています。

日本ヘリコバクター学会による「H.pylori感染の診断と治療のガイドライン2009改訂版」では、前職時代に私どもも参加させて頂いた「内視鏡切除術を受けた早期胃癌患者を除菌、非除菌群に無作為に分け3年後の異所性再発を調べたところ除菌群は明らかに再発を抑制した」というた大規模多施設試験の結果がLancet2008年8月2日号に掲載された結果を受けて“H. pylori感染症”自体を除菌適応疾患とする=全てのピロリ感染は除菌すべきである、という画期的な内容が呈示されています。わが国では潰瘍例のみ2次除菌までという医療保険の縛りがきびしく、ガイドラインの勧める診療が保険を利用して行えないことは大きな問題ですが、学会のガイドラインはその時点の標準治療を明確に示さなくてはいけないという責任を伴っているとの判断であり今回のガイドラインをどのように臨床応用するのかについての明瞭な記載は困難であり、対応は個々の状況に委ねるという形になっています。
クリニックでは、ピロリ陽性者は見過す事なく除菌するスタンスで臨んでおり、潰瘍を有さない場合、3次除菌以降のレジメなど、保険診療外の内容についても開院当初から自由診療で対応を準備して来た結果、3次除菌(PPI+AMPC1日4回高用量2週間)、4次除菌(PPI+AMPC+MNZ1日2回高用量+LVFX1日1回高用量 10日間)で不成功であった方に対して次硝酸ビスマスを用いた5次除菌を施行し除菌成功できました(左図の4次除菌不成功例は現在判定待ちで、本院から3次、4次除菌メニューを導入した兵庫県下基幹病院例で4次除菌不成功のため紹介例)。
内視鏡検査は、勤務先の規定がなければ逐年することは少ないわけですので、検査時にピロリ陽性と判断できた場合には、少し荒れているだけで異常なし、ではなく、少なくとも胃癌リスク軽減のため除菌すべき対象であることを、伝えることが求められる状況であることを認識すべきと考えます。
学会ガイドラインは下記からダウンロード可能(500円で学会から購入も可能)
http://www.jshr.jp/Japanese/06_gakkaishi/guideline2009-2.pdf
下記 Jmedmook8月号「ピロリ除菌治療A to Z」執筆の機会を榊 信宏 先生の御高配により1次除菌の項を担当させていただき連休前は最終校正に追われていました。前職のピークでは年間20-30本執筆、締め切り間近や過ぎた原稿を常に10本ほど抱えた状況が続いていました。現在は連日自分自身で診療し、まとまった時間がないこともありさすがにそこまでの内容に対応出来るactivityは残っていませんが、今回は久しぶりに、医事新報社の担当の方と数回やりとりしながら、よい内容になるよう最善を尽くしたものとなりました。医事新報には、過去、数回執筆の機会をいただきましたが、昨年創刊された本誌は、最新の内容を、明快、簡潔にまとめることに主眼をおいておられ読みやすいようきめ細かく配慮しておられます。8月号もきめ細かく項目が設定されておりますので、専門外の先生方にも(には)是非ご一読をお勧め致します。
http://www.jmedj.co.jp/jmedmook/
2009年8月30日(日)総選挙の日から、今まで運動とは無縁でしたが一念発起、芦屋海浜公園プールで日曜日午前45分のプライヴェートレッスンを開始、途中新神戸GOLD'S GYM やTotal immersionのレッスンも受けながら、クロールはかなり形が決まって来ており、平泳、背泳を完成させるべく、芦屋を中心に継続していますが、週1回の日曜日の他としては、休診日の木曜日夜以外はなかなか回数を増やす事ができない状況でした。近隣の公営プールも芦屋海浜公園プール以外に、西代(県立体育館)、阪神尼崎サンシビックにもちょこちょこおうかがいしていますが、この連休で初めて宝塚(市営)プールに行きました。自宅から車で10分ですし連休中も平日と変わらず20時30分までオープンしており駅から離れた交通アクセスもあり非常にすいていました。
http://www.e-ashiya.net/
http://www.tspf.or.jp/use/u_08.html
http://www.aspf.or.jp/suncivic/i_pool.html
http://www.buntai.jp/shisetu/pool.html
現在の、25mを約30秒ペースのクロールの場合の消費カロリーは100m=50kcalで、25m泳いだ後、息を完全に整えると90秒かかりますので、このペースで1時間断続的に泳いで750m=375kcalというところです。とにかく回数を増やすためには、平日診療後から時間を作る必要がありますが、クリニックを出るのは早くても20時前後になり、公営プールでは通常遅くても20時から21時までで閉まり、最も遅くまでオープンしている西代は22時ですが、夕食抜きは少々きついですので、平日クリニック終了後に自宅で食事をしてからとなると、24時までオープンしているコナミ西宮北口かと考えています。宝塚同様、自宅から車で10分です。

連休は愚息が広島から帰省。西宮ガーデン、送りがてら新神戸でランチでした。
http://www.anacrowneplaza-kobe.jp/

Report140: 2010. 4.25 ピロリ講演(04.22)/あさひGreenFamily掲載(04.20)/Not'sステーキ(04.24)




2010年4月22日(木)は19時からピロリ菌に関する講演の機会をいただきました。当初は神戸市の連携医療機関の先生方対象に平素の状況をご報告させていただく形での企画でしたが、座長の労を神戸大学第2内科の大先輩である池原英夫先生がとってくださるとのことで、前職時代に一緒にばんがってきた仲間にも声がけ、多数の懐かしい方々とお会いする事ができました。

2010年4月24日(土)は前日23日(金)クリニックで大腸内視鏡検査を見学された医学部6年生の方の進路相談をお受けする事になり18時診療終了後、以前から一度おうかがいしたいと思っていた炭焼きステーキNot'sにご一緒しました。
http://steaknots.jp/

Report139: 2010. 4.15 胃ESD2病変(04.15)/講演ご案内(04.22)




第1,3,5木曜日午前は西宮市立中央病院で内視鏡治療の機会をいただいています。本日は西宮Hの症例で、近くのクリニックで2003年にEMR切除した胃角後壁の遺残再発病変、および新たに見つかった胃角腺腫、計2病変のESD切除でした。遺残再発病変は胃角ラインではありますが大彎寄りであり正面視が困難で、強く押し込めば反転でも捉える事ができましたので、少しずつ内視鏡の組み立てを調整しながら切除しました。幸いEMR後瘢痕は軽度でしたが大彎寄りでしたので脂肪に難渋しました。新たに見つかった胃角腺腫は遺残再発病変に隣接する形で認められました。

11時前に同病院を発つ事ができましたので、徒歩で阪急門戸厄神まで行き、阪急電車でクリニックへ。本日午後は予定変更となり丁度、スケジュールが空きましたので、来週22日(木)の講演準備&松村歯科受診に充てることができました。
http://www.hotelmonterey.co.jp/cgi-bin/portal/cms/banqhall.cgi?hid=monkob&code=75
さらに帰路は17時にクリニックを出て阪神尼崎のサンシビックプールへ立寄りました。Total immersionのレッスンを数回受けさせていただきましたが、3月までは新長田のマンボープールでお世話になりましたが、この度閉館となり、箕面観光ホテル隣接の箕面温泉スパガーデンに戻る事になったようなのですが、private lessonを行う余裕がない可能性があり、レッスン使用出来る公営プールを探している一貫でサンシビック尼崎プールが浮上したためでした。
http://jpn.coresv.com/tiswim.jp/
http://www.aspf.or.jp/suncivic/
http://www.minoo-onsen.co.jp/hotel-minoo/
http://www.minoo-onsen.co.jp/spa_garden/index.html
サンシビック尼崎プールは、阪神尼崎駅南西すぐにありますが、一帯は寺院が多数あります。これは戸田 氏鉄(とだ うじかね、1576年(天正4年)3月 - 1655年3月21日(明暦元年2月14日))が、尼崎藩主の時に、各地にちらばっていた寺院を集めたことによっており「寺町」として現在まで続いている事を示す掲示板がありました。

戸田 氏鉄:安土桃山時代、江戸時代前期の武将(大名)。近江国膳所藩第2代藩主、摂津国尼崎藩主、美濃国大垣藩初代藩主。大垣藩戸田家2代。膳所藩初代藩主戸田一西の長男。母は真木氏常の娘。正室は戸田康長の娘。戸田氏嫡流とは縁戚で戸田家の宗家にあたる戸田康長の娘婿にあたる。三河国二連木(現・愛知県豊橋市仁連木町)生まれ。徳川家康の近習として仕えた。文禄4年(1595年)10月21日、従五位下采女正となる(後に従四位下)。慶長8年(1603年)、父・一西の死により家督を継ぎ、近江国膳所藩の藩主となる。元和2年(1616年)、膳所から摂津国尼崎藩へ移封され、寛永12年(1635年)7月28日、尼崎から美濃国大垣藩10万石へ移封された。1641年、徳川家綱の誕生に際しては臍の緒を切断する箆刀の役を担当している。
幕府に対しては1624年の大坂城修築、島原の乱においての戦功などで奉仕する一方、藩政においても新田開発や治水工事などに大きな成功を収め、大垣藩の藩政を安定に導いた。また教育にも力を注ぎ学問を充実させた。慶安4年(1651年)11月28日に隠居した後は、入道して常閑と号した。明暦元年(1655年)、80歳で大垣において薨去。薨後、家督は長男の戸田氏信が継いだ。

Report138: 2010. 4.08 第11回県民医療公開講座“炎症性腸疾患”ご案内(05.08)/広島日帰り(04.04)




第2.4木曜日は午前が京都工場保健会神戸健診センターで経鼻内視鏡、午後が三木服部病院で大腸内視鏡と、定期の通常内視鏡検査です。本日は両者とも件数が少なく、午前が11時前に終了しましたので、西代のプールで30分ほど泳ぎ、新開地の金プラでカレーを賞味した後、神戸電鉄で三木服部病院へ向かいました。帰路も予約していた松村歯科に余裕をもっておうかがいすることが出来、その後、夏物の衣類を購入する時間が出来ました。金プラはハヤシライス(ハイシライス=ハイライ)が有名ですが、先月初めて賞味したカレーライスは、スパイシーかつ果実系の深い味わいで非常に美味しいです。カレーライスだけですと非常に早く出て来ますので、それこそカウンターに座って10分で店を出るという感じですので時間のない時にも最適です。カレーとハヤシ半々も出来る様ですし、加えるフライ系も好きなものをアレンジ出来る様ですのでお時間のある時には試してください。
http://www.aoyama-clinic.com/topics3/img/13-2.jpg
2010年5月8日(土)は、兵庫医科大学下部消化管 松本誉之教授の御高配で第11回兵庫県民公開講座“炎症性腸疾患”で講演と討論の機会をいただいています。4月3日(土)土曜日に姫路でクリニック205名の潰瘍性大腸炎の治療内容を中心に、最新の平成21年度治療指針(平成22年1月最終案)を含めて講演させていただいた内容を、一般向けに、わかりやすくお話させて頂く予定です(近況報告137参照)。クリニックで治療させていただいています炎症性腸疾患の患者さまには直接郵送でご案内していますが、参加ご希望の方は添付をご参考に申し込みください(無料ですが400名の制限があります)。
http://www.aoyama-clinic.com/topics3/img/15-2.jpg
4月4日(日)は、事前郵送できなかった愚息の荷物を車で運び、広島まで日帰りでした。前日3日(土)は姫路で講演で前夜、徹夜に近い状況でしたが、往路は一人で車に荷物を積み込んで早朝7時前に自宅を出て中国道 宝塚ICへ。ところが、春休み最後の日曜で既に渋滞が始まっていました。西宮北ICからは順調でしたが、給油を含めて往路は2回休憩をとり10時40分に広島大学近くの下宿に到着しました。早速、車一杯の荷物を運び入れ近隣の唯一の総合スーパーYou meで買物、昼食をとり、帰路の大渋滞を避けるため、2時前に帰路につきました。西条インター14時05分 120km=1時間 15時05分 吉備SA休憩せず通過 120km=1時間 16時05分で三木まで2時間で戻って来ましたが、既に中国道は宝塚IC前15km渋滞でしたので、三木JCTから布施畑、阪神高速7号線で箕谷、新神戸トンネルへ入りました。阪神高速3号線も西宮から垂水近くまで20km渋滞でしたので新神戸から山手幹線で自宅へ向かいました。しかし、同様に混み合っており、特に、甲南山手から芦屋/夙川が川岸、河川敷のお花見で非常に混み合っており、折角、三木まで2時間で戻ったにもかかわらず、結局自宅には17時40分、しかも渋滞のなか非常に疲れた帰路でした。
http://www.w-holdings.co.jp/sapa/index.php?institution_id=2367
http://www.w-holdings.co.jp/sapa/index.php?institution_id=2325
http://okakomi.com/index.php?mode=disp_rumor&category=leisure&id=354&page=2&ssid=2b4c4b9d7eaddf925a5a1dac308d4c34

Report137: 2010. 4.03 大腸ESD1件,食道ESD1件(04.01)/GIF-PQ260導入(04.02)/姫路IBD講演(04.03)




第1.3.5木曜日午前は西宮市立中央病院で内視鏡治療の機会をいただいています。4月1日(木)は西宮Hの大腸S状結腸LST-NG病変のESD切除でしたが、サイズは小さくスコープも安定しており25分で完遂でした。午後は、佐野病院で兵庫県内基幹病院で切除困難とICされクリニックに来院された方の食道癌ESD切除でした。高度まだら不染を背景に、癒着+出血の悪条件でした。開院以降、現在まで休診日入院施設でのESD切除は、定期にお世話になっています西宮市立中央病院をはじめ、不定期におうかがいしてきた南大阪病院、県立尼崎病院、宝塚第一病院、明石医療センター、新日鉄広畑病院、大阪警察病院、松田病院 など、佐野病院以外では当然ながら私自身で決断する状況下での施行ですが、佐野病院だけは、佐野院長をはじめスタッフ自身がESD治療可能な方々が揃っており、難渋する場合は、その都度意見交換しながら対処する事が出来ます。開院から約3年間お世話になりました豊田先生が3月末を以て神戸大学腫瘍内科へ転進されることになり(近況報告136参照)、4月からは蓮池先生とご一緒させて頂く事になり(近況報告54参照)、本日は、その第1例目でした。
蓮池先生は、私の前職神戸大学時代のグループにお入りいただき、初期研修後、国立がんセンター中央病院で3年間正規研修後、県立静岡がんセンター開設に際し小野先生とともに異動され、がんセンターの上部内視鏡グループを名実共に指導されておられた内視鏡のエキスパートです。神戸大学にESD(切開剥離)をいち早く2000年に導入した際にも、国立がんセンター中央におられた蓮池先生のところに、斉藤大三 先生の御高配によりメンバーを派遣させていただきご指導いただいたのが、そのきっかけでした。私が大学から離れる事になり、諸事情で、そのお力を神戸大学で発揮していただくことはできていませんが、佐野病院を基盤に関西地区の複数の施設でESD治療に携わっておられます。
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4月2日(金)は、発売された直後、最新細径上部スコープ GIF-PQ260を導入し使用開始でした。4月3日(土)の講演準備に追われていましたが、結局診療終了は20時30分となり、その夜は久しぶりにほぼ徹夜状態で土曜日自宅を出る12時45分まで“時間との戦い”で準備でした。

4月3日(土)は第15回播磨消化器内視鏡懇談会に招聘いただきIBDの講演をさせていただきました。先週に続き月1回の休診日の土曜日に充て、朝から準備15時から新日鐵広畑病院 大内佐智子先生に座長いただき“潰瘍性大腸炎におけるステロイド回避/離脱のストラテジー”と題しクリニックにおける205名の潰瘍性大腸炎治療を中心にお話させていただきました。続いて、慶応義塾大学病院内視鏡センター岩男 泰 先生に“Colitic cancerの内視鏡診断”と題して講演をいただきましたが、岩男先生とは2002年に北京で大腸内視鏡指導:ライヴデモンストレーションで御一緒させていただいた経緯があり、久しぶりに歓談させていただきました。

Report136: 2010. 3.27 みやす(03.23)/ばど ご近所ドクターBOOK掲載(03.26)/ロイヤルオークホテルロビーコンサート(03.27)




3月23日(火)は、開院後院外のESD(切開剥離)を中心とした内視鏡治療施設として西宮市立中央病院とともに大変お世話になっている佐野病院の豊田昌徳 先生の励送会を 私一押しのステーキ「みやす」でさせていただきました。佐野院長、豊田先生は、私自身が前職、神戸大学病院時代にグループを支えていただいたのみならず、大学を離れ、実質的にゼロからの独立開業という混沌とした非常に厳しい状況で、中には驚く様な生き様も目の当たりにしましたが(笑)一貫してサポートいただき感謝に絶えません。約3年でESD(切開剥離)は150件に至りますが、複数の施設で断念であった難易度の高い例も完遂出来ています。
●2007年 8月30日
クリニックに紹介いただいた、前庭部から幽門輪をまたぎ十二指腸球部に拡がる癌 まず球部内反転操作で十二指腸部分、次に胃をアプローチしESD切除
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●2007年11月29日
横行結腸LST-NG 神戸市内基幹病院で外科手術適応とICされクリニックにセカンドオピニオンで来院 横行結腸内反転操作を駆使してESD切除
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●2007年12月20日
小彎全体にまたがるIIc 大阪府下基幹病院で胃全摘外科手術が必要とICされクリニックに紹介受診 ESD切除
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●2008年 7月 3日
クリニック診断例 盲腸に主座をおくLST-Gだが回腸内にも拡がっており6cm大に及ぶ まず回腸内、次に盲腸を処理 長時間要したがESD切除
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●2008年11月20日
十二指腸球部のSMT(粘膜下腫瘍)内視鏡治療は困難と5年前から経過観察でクリニックに紹介受診 十二指腸球部内反転操作+第2スコープによる牽引でESD切除
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「みやす」は1月12日(火)におうかがいして以来でしたが、ロース250gは少し重たくなっており今回からロース150g+フィレ100gとしましたが、他は今まで同様、前菜、スープ抜きでいきなりサラダとステーキ(+ガーリックトースト)、次にカレーライス、アイスクリーム+コーヒーでした。
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3月26日(金)は、フリーペーパーで広く展開しておられる「ばど」社の「ご近所ドクターBOOK」2010年度版発行でした。
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3月27日(土)は、ソプラノ長谷川眞弓さまにロイヤルオークホテルアトリウムロビーコンサートでの演奏の機会をいただき、主宰させていただいている1月の酒心館新年会以来の演奏でした。まずは法人化に臨み今後クリニックをどのように展開するか思案中である事、クリニックが益々多忙になっている事、本業の講演や原稿依頼が徐々に増えている事、喉の方も、オペラ本公演に挑戦しましたが子音をはっきり出す事を強調されるコレペティとの練習で不調になり断念に至った経緯もあり、なかなか喉を一度痛めた経緯また年齢の限界もあり、福岡真理子さまと御一緒に展開してきた、自ら企画の夏のルミナス神戸船上コンサート、冬のホテルラ・スイートクリスマスコンサートのカンターレマンジャーレシリーズを中心に演奏回数を減らして自分で納得出来る機会だけに限って出演する方針で臨んでいますが、練習なし、ぶっつけ本番でしたが2ヶ月ぶりに楽しい一時でした。
●ロイヤルオークホテルスパ&ガーデン アトリウムコンサート
http://www.royaloakhotel.co.jp/topics/event/pickup/861.html?template=Temp_NWtopics
日 時:2010年3月27日(土)
第1回 17時45分、第2回 19時45分
場 所:ロイヤルオークホテルスパ&ガーデン
http://www.royaloakhotel.co.jp/

Report135: 2010. 3.21 グリル金プラ(03.20)/IBD講演ご案内/Total immersion(03.21)




3月20日は診療日の土曜日で、午前は胃内視鏡検査&予約外来、午後は大腸内視鏡9件で18時30分頃終了予定でしたので、その後、夜、愚息の荷物運搬でポートアイランドIKEAで合流の予定でしたが、急遽、変更になり、クリニック19時に出て「グリル金プラ」で老舗の洋食の味を堪能しました。昨年5月には愚息と2人で、また休診日のランチには1人で年に2−3回行きますが、定番の、ハイライ(ハヤシライス)、ビフカツ、エビフライと共に、今回初めて、カレーライスとビーフステーキを賞味しました。カラッと揚がった揚物に劣らず、ポークチャップ、チキンなどのグリルも美味ですが、カレーはスパイスとフルーツ系の甘みが混在した初めての風味で深い味わいでした。口コミサイトによると、裏メニューで、ハイライ半分+カレー半分=「ハイカレ」ではなく「ハイカラ」があるようですので、次回は、賞味していない最後のメニュー とろとろのタンシチューとともに楽しみにしています。なお、三宮センタープラザB1、須磨駅前に支店があるようです。口コミサイトでは、三宮の評判は劣らずいいようです(須磨は??)。
金プラとともに、新開地全盛期のころからの老舗洋食 グリル一平(元町に支店がある)は、まだ行った事がなく、是非エビフライを賞味したいと思っています。
新開地本店    http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280109/28000392/
http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0002390243/M0028000761/
三宮       http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28004440/
須磨       http://restaurant.gourmet.yahoo.co.jp/0002402404/
グリル一平    http://www.grill-ippei.com/
http://www.grill-ippei.com/cgi-bin/Grill-IppeiHP/sitemaker.cgi?mode=page&page=page2&category=1

4月からいくつか講演の機会をいただいています。幸い開業後も専門特化を維持できていますので自らの治療成績をまじえてお話させていただくべくデータ整理に取りかかっています。講演の機会をいただきました各位に御礼申し上げます。
● 4月 3日(土)15時 
第15回播磨消化器内視鏡懇話会 姫路商工会議所 新館201研修室
講演1:潰瘍性大腸炎におけるステロイド回避/離脱のストラテジー 
     青山内科クリニック:胃大腸内視鏡/IBDセンター 青山伸郎
講演2:Colitic Cancerの内視鏡診断     
     慶應義塾大学病院内視鏡センター 岩男 泰
(播磨消化器内視鏡懇話会/味の素ファルマ株式会社共催)

● 4月22日(木)19時 単独講演
実地医家消化器疾患講演会 ホテルモントレ神戸2階 楼明館
ピロリ感染の有無を軸にした上部消化管疾患診療ストラテジー
ー改訂ガイドライン、PPI,H2RA使用上の留意点を含めて
(エーザイ株式会社主催)

● 5月 8日(土)14時から17時
第11回県民医療公開講座 兵庫県医師会館2階大会議室
急激に増えている炎症性腸疾患:潰瘍性大腸炎とクローン病の治療の最前線
内科:松本誉之(兵庫医大)、青山伸郎(青山内科CL) 
外科:池内浩基(兵庫医大)、荘司康嗣(荘司外科)
(兵庫県医師会、兵庫医科大学、田辺三菱株式会社共催)
クリニック受診の患者さまには詳細決定次第ご案内を差し上げる予定です。

● 6月12日(土)18時30分  単独講演 
第7回中央区ENTカンファレンス ANAクラウンプラザホテル神戸11階 桜の間
ピロリ感染の有無を軸にした上部消化管疾患診療の実際ーPPI,H2RA使用上の留意点を含めてー
(萬有製薬株式会社主催)

3月21日(日)はTotal immersionのレッスン5回目でした。メールでコンタクトし1月17日(日)第1回レッスン、1月31日(日)第2回レッスン時に水上&水中のビデオ撮影をしていただきましたが、その後 2月14日(日)、2月28日(日)とほぼ2週間に一度チェックをしていただき、本日再度ビデオ撮影をしていただきました。Total immersion方式は、重心移動を意識したバランスとローリングのリズムにより最小の力で楽に、そして美しく泳ぐことを目標に、手足、体幹のポジション、そのセルフチェックをドリル形式で修得するメソッドであり、ついありがちな、こんな感じでとの総論や、キックで体を浮かすことを優先した指導とは一線を画しています。その中にも、水上&水中のビデオ撮影(TIの拠点である船橋のエンドレスプールでは4方向撮影を基に指導)により自分のイメージと実際のギャップを修正することを薦めていますが、実際、今回、1月31日と本日の画像を比較してみると進歩した点、今後の改善点が一目瞭然です。またTIは、その改善のための理論的背景をもとにしたドリルを通じて自分でセルフチェックしながら修得できます。
http://jpn.coresv.com/tiswim.jp/
http://jpn.coresv.com/tiswim.jp/vlib/index.html
http://jpn.coresv.com/tiswim.jp/learnti/ti_coachlist.htm
バランス、リズム主体に少ない労力で泳ぐことは、持久力アップにも当然直結します。実際、1月17日(日)初めてTotal immersionのレッスンを受ける前では、キック、手の振り回しで体力消耗、25mで息があがっている状況で、それでも、まずは距離を泳げる様になってから細かい動作をとの方針で単に距離を延ばそうとする新神戸GOLD JYMのレッスン指導に少々疲れていました。ところが、17日(日)、31日(日)と2回Total immersionのレッスンをうけただけで2月4日(木)に新神戸で60m(新神戸は20mプールなので)完泳できるようになり、今日は、芦屋で平泳25m 5本、クロール25m 4本、Total immersion新長田マンボースイミングでクロール25m 6本少なくとも泳ぎましたが息があがらず泳げるようになりました。



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